木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

10/14 古今亭文菊独演会

2018-10-15 23:33:32 | 2018日記
第146回柏落語会は古今亭文菊独演会でした。
一 桃月庵ひしもち「転失気」
一 古今亭文菊「質屋庫」小僧の幼さと、とぼけ具合が可笑しい。菅原道真の敵藤原時平を「しへい」とは伝統的な呼び名である。
仲入
一 古今亭文菊「包丁」女房は粋な仕事ながら身持ちの堅さが出ている。世話になった女房を売り飛ばす、中身はひどい噺だが、オチは落語らしい楽しい噺です。
木下寄席でも、二席してほしいものだ。その文化ホールが改修工事に入る。公演場所探しをしなくては。

10/13 黒門亭一部

2018-10-14 00:57:42 | 2018日記
ここは常連客が多い。大声での私語も、常連にありがちな行為か。
一 開口一番前座 入船亭扇ぽう「子ほめ」
一 林家まめ平「」
一 いなせ家半七「教科書にかける情熱」
仲入
一 漫才 笑組
一 橘家圓太郎「甲府い」今日はトリを聴きにきた。上手い。

10/13 談吉百席第29回

2018-10-14 00:22:49 | 2018日記
会場のアートスペースサンライズホールは都電東池袋4丁目から3分ほどの所です。都電に乗れる楽しみが、今年で最後になりそうです。来年から会場が変わるらしいです。
一 立川談吉「さんま火事」なかなか高座に掛からない噺です。
一 立川談吉「田能久」
仲入
一 立川談吉「鼠穴」噺全体が若い気がするが、毎年挑戦して出来上がっていくものだろう。
開口一番の栗の話には大いに共感した。栗の皮むきの労力に対して、あっけない食べられ方だ。
次回の噺の希望をアンケートに書かなかった。12月の噺でもないが、談吉さん「野ざらし」が聴きたいものだ。一度広小路亭で聴いて以来、機会が無い。八五郎の浮かれ具合がいいのだ。もう一つは「当りの桃太郎」もいいなぁ。

第九回木下寄席

2018-10-11 01:58:17 | 2018日記
第9回木下寄席の予約受付をはじめました。


第9回木下寄席
「立川龍志・三遊亭兼好二人会」
日時:12月9日(日)13:30開場、14:00開演
場所:印西市文化ホール2階多目的室
料金:自由席、予約1800円(当日2000円)、学生1000円
予約・問合せ:0476-46-7089(留守電)
Mail:kioroshiyose@gmail.com
主催:生で落語を聴く会

10/10 日本演芸若手研精会 第448回

2018-10-11 01:27:27 | 2018日記
日中は「第9回木下寄席」のチラシ配布やポスター依頼に駆けずり回り、1万4千歩余り歩きました。運動嫌いな質ですから、好きな落語のこととは言え疲れました。
しかしながら、有望な若手を求めて、日本橋社会教育会館へ行ったわけです。
一 開口一番前座 橘家かな文「新聞記事」
一 三遊亭わん丈「お見立て」NHKの新人落語大賞の決勝に出場する、おめでとう。人気と実力がついてきたと言うことか。
一 入船亭遊京「二十四孝」
一 柳家小もん「湯屋番」
仲入
一 柳家緑太「反対俥」
一 柳家小はぜ「宿屋の富」特段面白いことを言うでなし、古典を淡々と口演しているのに、聞き入ってしまった。疲れていて、眠ることを心配していたが、二つ目では珍しい個性に出会った日だ。

10/8 第八回木下寄席 

2018-10-11 01:04:21 | 木下寄席
ご来場ありがとうございました。
武蔵屋de木下寄席の2回目も満員でした。小さい会場での一体感は落語ならではです。

一 古今亭菊志ん「出来心」
仲入
一 古今亭菊志ん「百川」

10月で涼しいはずが、人の熱気もあり、照明もあたりで、師匠には暑い思いをさせてしまいました。気付いて扇風機を点けていただいたお客様、ありがとうございます。
演目をお知らせするはずが気づくのが遅く、一部の方にしか伝えられませんでした。
今回は、前回の反省から季節を選び、客席の準備も時間をとりました。しかし、反省会では問題点が続出しました。古民家で開催することの制約が、会員に負担感を募らせました。解決策が見えないしんどさに、疲れが倍増します。解決策を模索中です。

10/9 入船亭扇遊独演会

2018-10-11 00:55:58 | 2018日記
熱海の夜 第四夜 秋
会場は内幸町ホールでした。落ち着いた雰囲気の客席です。
一 入船亭遊京「ろくろ首」
一 入船亭扇遊「ちりとてちん」
一 入船亭扇遊「片棒」
仲入
一 入船亭扇遊「文違い」
扇遊師匠の噺はとてもわかりやすい。それぞれの登場人物が鮮明で、特に最後の「文違い」の可笑しさったらなかった。

第9回木下寄席

2018-10-07 01:10:19 | 木下寄席
第9回木下寄席のチラシが出来上がりました。


第9回木下寄席
「立川龍志・三遊亭兼好二人会」
日時:12月9日(日)13:30開場、14:00開演
場所:印西市文化ホール2階多目的室
料金:自由席、予約1800円(当日2000円)、学生1000円
予約・問合せ:0476-46-7089(留守電)
Mail:kioroshiyose@gmail.com
主催:生で落語を聴く会

10/6 黒門亭一部

2018-10-07 00:25:54 | 2018日記
すみだ郷土資料館での古文書の学習日です。落語で忙しくてもここの勉強会は真面目に通っています。時間が重なる黒門亭に行くつもりがないまま、電車でぐじぐじ思案していました。龍玉師匠の「鰍沢」が掛かるからです。聞いてみたい、これから聞く機会はあるだろうから今回は止めようか。昼飯も食べたいし。
結局、少し遅れで黒門亭へ、空腹のまま行きました。
一 林家けい木「長短」
一 林家鉄平「紙入れ」
仲入
一 古今亭菊太楼「壺算」
一 蜃気楼龍玉「鰍沢」龍玉師匠の「鰍沢」が聴きたかった。お熊が見たかった。心中未遂のなれの果て、辛苦をなめたろう元花魁の生き様が見物だ。幾度も聴きたくなる。

10/5 小燕枝・小里ん・龍志 三人の会

2018-10-06 23:50:41 | 2018日記
停電で京成線が終日不通である。はじめて、南千住廻りでつくばエクスプレスに乗った。浅草演芸場や浅草東洋館はこの線が近い。
会場は浅草東洋館です。とりあえずの最終回。
一 開口一番 立川らくぼ「転失気」誰の「転失気」だろうか。
一 柳亭小燕枝「意地くらべ」高座にかからない地味な噺だ。そこはかと可笑しい。
一 柳家小里ん「一人酒盛り」留吉の使われように、加勢したくなるような案配です。酒飲みって熊五郎のようなのが多いのかも。下戸には分かりません。
仲入
一 座談 龍志・小里ん・小燕枝 テーマが小さんと談志
内弟子だった小里ん・小燕枝師匠から出る、談志の意外なエピソードは驚きでした。誰からも聞いたことがない話、小さん・談志の親子のような姿に、嫉妬する人間は多かったろうと思った。
一 立川龍志「鼠穴」短めにまとめたのか。テンポ良く、オチもしっかり。
演者も言うように、演目は地味な噺だったが、座談は盛り上がった。また、復活するだろう三人の会に期待したい。

10/3 噺小屋session とざい、と~ざい

2018-10-04 01:06:21 | 2018日記
東西落語会です。桂南光×入船亭扇遊 国立演芸場です。
一 開口一番前座 桃月庵ひしもち「寿限無」この前座さんほど落語会に呼ばれる人はいない。
一 入船亭扇遊「干物箱」
一 桂南光「どうらんの幸助」前に一度聴いた記憶がある。上方落語は聴く機会が少ないから、東西落語会には期待する。そこはかと可笑しい。
仲入
一 桂南光「京の茶漬け」短い噺だ。こんな噺もあるんだと、感心する。
一 入船亭扇遊「井戸の茶碗」二人の武士をいつもながら見事に演じている。だからこそ、屑屋の清兵衛さんが、いきるんだなぁ。
充実した落語会だったが、観客が多くない。残念だ。

10/1 通ごのみ~扇辰白酒二人会

2018-10-02 08:22:15 | 2018日記
会場は日本橋公会堂です。水天宮前出口から、道案内ソフトを使ってみましたが、今回も戸惑いました。方向の指示と磁石の位置が分かりづらい。使いこなすのに時間が掛かりそうです。
やや早めの18:30開演です。一階席は満員です。
一 開口一番前座 桃月庵ひしもち「鈴ヶ森」
一 桃月庵白酒「壺算」本編が短いとは言え、マクラの長いこと。マクラで終わるのかと思ったほど。
一 入船亭扇辰「妾馬」寄席で見るのと違う印象である。落としどころもきっちりと、さらっと、いい感じだ。
仲入
一 入船亭扇辰「狸の札」これも短い噺だが、マクラはほぼ無い程度に本編に。粋な噺家である。
一 桃月庵白酒「文違い」白酒振りがさく裂します。登場人物の馬鹿さ加減を丁寧にみせて笑わした。
次回の「通ごのみ~扇辰白酒二人会」は1月31日です。