木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

11/16 池袋演芸場昼席 柳亭こみち主任

2019-11-17 00:09:22 | 日記
こみち師匠の寄席初主任は、立ち見が出る混みようです。男性客が多い。
一 開口一番前座 春風亭いつ休「道灌」
一 柳家小はぜ「転失気」
一 川柳つくし「」
一 奇術 マギー隆司
一 橘家文蔵「武助馬」
一 橘家圓太郎「化物使い」
一 音曲漫才 おしどり
一 柳亭燕路「」
一 柳家小里ん「真田小僧」
一 太神楽 翁家勝丸
仲入
一 古今亭文菊「熊の皮」
一 柳家小さん「壺算」
一 音楽パフォーマンス のだゆき
一 柳亭こみち「二番煎じ」

11/16 桂米紫ひとり会

2019-11-16 23:38:47 | 日記
上野広小路亭での落語会も回を重ねて、面白さが人気になり、お客の入も違ってきた。
一 開口一番二ツ目瀧川鯉舟「浮世根問」
一 桂米紫「手水廻し」噺自体が面白いうえに、米紫師匠の口調でさらに笑えます。
一 桂米紫「擬音語小咄三話」
仲入
一 桂米紫「帯久」大ネタです。25周年記念の25日間連続口演をやり遂げて、落語家としての成長ぶりをお客は見たに違いない。
上方落語が関東でも聞ける機会が増えてきた。若手の実力派が徐々にファンを増やしている。今日も若いお客さんが多い。
次回の「桂米紫ひとり会」は2020年4月18日(土)17:30開場、18:00開演、上野広小路亭が会場です。
桂米紫「たちぎれ線香」他二席。
問合せは03-5808-1581

11/11 第22回 圓太郎ばなし

2019-11-11 23:30:40 | 日記
日本橋社会教育会館は大勢のお客さんです。指定席ですから、のんびりしています。
一 開口一番 春風亭正太郎「堪忍袋」
一 橘家圓太郎「うどんや」この噺は好きです。いろいろな噺の断片が入り込んでいます。
一 ゲスト ものまね 江戸家小猫 国立演芸場の若手花形大賞を受賞の実力です。流れに無駄がない。
仲入
一 橘家圓太郎「ねずみ穴」これから暮れにかけてよく高座に掛かる演目です。演者それぞれの味があって楽しめます。兄弟の間柄が自然です。誇張もなくすっきりしています。
終演後のお見送りをされる律儀さ、今どき少ないです。人柄がにじみます。大阪繁昌亭では演者が見送りに出てきて、驚きました。東京ではないことです。
次回の第23回「圓太郎ばなし」は2020年3月16日(月)、18:45開演、会場は同じく日本橋社会教育会館です。ゲストは柳家花緑師匠です。見やすい会場ですが、お早めのご予約を。問合せ・予約、オフィスエムズ03-6277-7403

11/11 国立演芸場中席真打昇進披露公演

2019-11-11 23:04:36 | 日記
柳亭小痴楽真打昇進披露公演の国立演芸場初日です。満員御礼です。ひとり真打昇進で、各寄席を回ってきたわけです。最前列中央で会員と聴きました。
一 開口一番前座 柳亭楽ぼう「子ほめ」
一 柳亭明楽「転失気」
一 春風亭柳若「猫の皿」
一 ものまね 江戸家まねき猫
一 三遊亭小遊三「鮑のし」師匠の雰囲気といい、甚兵衛さんいいね。
一 春風亭昇太「猿後家」
仲入
一 口上 春風亭昇太・三遊亭小遊三・瀧川鯉昇・柳亭楽輔
一 瀧川鯉昇「粗忽の釘」高座に上がってからの、客席見回しポーズで客が笑っています。独特な愛嬌が落語家らしい。
一 柳亭楽輔「替り目」
一 東京ボーイズ
一 柳亭小痴楽「干物箱」小柄ながら、高座に上がると華があって大きい。
祝いの席に相応しい華やかな会でした。落語芸術協会若手のめざましい活躍を予感をさせる。

情報 上方落語の落語会の案内

2019-11-11 00:39:41 | 情報2019
以下の問合せ、予約は米朝事務所03(5808)1581へ
桂米紫ひとり会
11月16日(土)18:00開演

会場:上野広小路亭
落語生活25周年記念として25日間連続口演をした若手の実力者です。

鯛安吉日~東京編~vol.5
11月23日(土)14:00開演、

会場:らくごカフェ

桂佐ん吉独演会
11月24日(日)19:00開演、

会場:日本橋社会教育会館

ちょうば×りょうばふたり会
12月1日(日)18:00開演

会場:らくごカフェ

きちやひとりやん
12月10日(火)18:30開演

会場:お江戸日本橋亭

11/10 第4回日本橋南光亭

2019-11-10 23:39:20 | 日記
上方落語の人気者が日本橋に来た。桂南光その人です。満員御礼です。
一 開口一番 柳家寿伴「出来心」
一 桂南光「いたりきたり」師匠枝雀の作。師匠にまつわる話を沢山聞けてラッキーでした。「いたりきたり」が出来た経緯など。特にリスナーから募って作ったショートストーリーは味わい深い。枝雀師匠自身があまり演られなかったが、南光師匠が引き継いで聞けるのは有り難いです。言葉遊びのような、得体の知れない物体のありようといい、想像すらも拒否するようなけったいな噺です。
仲入
一 桂南光「不動坊」江戸でも「不動坊火焔」と、幽霊ものとして夏場によく掛かる噺だ。上方では冬の噺らしい。元は上方の噺だろう。長屋の造りが江戸と上方では違う。江戸の長屋は江戸深川資料館で、上方の長屋は大阪くらしの今昔館で見ていただきたい。幽霊として天窓から入るには、上方の長屋の天窓でしょう。煙出しに明かり取り、大きさがかなり違うのです。大人が四人屋根に乗るのも、瓦屋根でしょう。東西噺の違いを愉しむのも楽しい。

11/10 第4回珍品噺研究会

2019-11-10 23:08:13 | 日記
神楽坂駅2番出口直ぐの、便の良い会場です。神楽坂・香音里(こおり)。若手による高座にあまりかからない、ほとんど掛からない噺です。それはそれで楽しみです。
一 立川らく人「丈長そうめん」後半部分に手を入れて、長くしている。その伸ばした部分が面白いです。免許皆伝の腕前はお聴きになってください。
一 立川志ら玉「二階の間男」紙入れと異なり、生臭さがある。暗闇のところが面白いから、高座に掛かってよい噺です。
一 立川がじら「大仏餅」袴着の儀は季節的だが、そこを替えている。座談ではもっと十分に変えることを薦められていた。
仲入
一 立川寸志「嫁の力」この噺は落語会には掛からない噺です。お座敷用でしょうか。あっけらかんとして、ばかばかしいので、演れるところがありそう。
座談「珍品」「バレ噺」の座談は、研究会こその話で楽しい。工夫次第で演れるかもといった、前向きさも少しはあって面白いです。
お座敷遊びで噺家が呼ばれたことを想像して、珍品大いに結構。形を変えた大人の遊び心があっていいし、その場所も欲しい。

情報 いんざい子ども寄席(第13回木下寄席)

2019-11-09 23:44:36 | 木下寄席

落語鑑賞「いんざい子ども寄席」主催:NPOいんざい子ども劇場、後援:印西市教育委員会、協力:生で落語を聴く会
2019年12月7日13:30開場、14:00開演
出演 古今亭文菊・三遊亭歌太郎・遠峰あこ(アコーディオン)

参加費:予約大人2000円、子ども1200円、親子券2500円
    当日券は500円増しで、親子券はありません
受付は11/15~ 0476-46-6287
npoinzaikodomo@yahoo.co.jp
依頼を受け、生で落語を聴く会としては期待に応えるよう人選しました。
色物としてアコーディオン奏者として、世界で活躍しておられる遠峰あこさんをお呼びしています。童謡・民謡からクラシック音楽まで幅広い曲で観客を魅了しておられます。超人気の古今亭文菊師匠は忙しい中、午前中の公演の後駆けつけていただきます。三遊亭歌太郎さんは、3月に真打昇進が決まっています。二ツ目としては群を抜いてのうまさに、「若手きおろし寄席in武蔵屋」に今年3回ご出演いただきました。実力揃いの出演者にご期待ください。

11/9 霜月の独り看板 立川龍志

2019-11-09 23:44:25 | 日記
半蔵門駅から国立演芸場へ向かう通りの、中国料理「紅花」で夕食をと入店した。夕方六時前客は私だけ。ディナセットを言うと、休日はやっていないとのこと。なら、黒板書きの移動用メニューを出すなよと、心で言って五目炒飯を注文した。ほのかに温かな炒飯、具は、しわしわのグリンピース、さいの目切りの人参、冷凍食品のピラフに入っていたやつです。ごま粒大の茶色い食材?焼き豚は?このごま粒、まさか!スープは卵スープどろどろでかつ、冷たいのだ。さすがにこの季節で、あり得ない。温めるように注文する。冷たいのにどろどろのスープはどこかで見たと思ったら、嚥下障害の母がとろみを付けるのに使っていた物と似ていた。勘定のレジにナナコカードやぺいぺいのマークが張ってあったが、現金のみと言われる始末。半蔵門の東京での一等地の人々がこのような物を食べているのか、気の毒だ。
一 開口一番前座 立川らくぼ「牛ほめ」二ツ目昇進にチャレンジして久しい。どうなったのか。
一 立川龍志「素人義太夫」「寝床」である。
一 立川龍志「藪入り」1才の幼児にエアガンを撃った記事の後に聴いて、切なさが増します。
仲入
一 立川龍志「居残り佐平次」軽妙でいいね。廓ばなしは軽くていい。夕食の不満が吹き飛びます。楽しい会です。

11/6 立川流日暮里寄席

2019-11-07 17:17:38 | 日記
立川文都追悼の会です。会場の日暮里サニーホールコンサートサロンは満員御礼です。
一 開口一番前座 立川とん吉「子ほめ」
一 立川志の八「饅頭怖い」
一 立川晴の輔「紙入れ」
一 立川雲水「壺算」
一 三遊亭全楽「太鼓腹」
仲入
一 トーク 雲水・全楽・晴の輔・志の八 文都師匠を知らない人が増えてきた客席です。私も談春師匠の「赤めだか」で知るばかりです。
一 立川志の春「アナザーラベル」
一 立川談春「浮世根問」前座時代を一緒に過ごした文都・談春ら四人で教わった噺らしい。嫁入り根問・死後の根問・宇宙の果て・極楽はここに。