イナカギク(サツマシロギク)の項で述べた、九州のシロヨメナ群の4分類の続きで、ケシロヨメナとシロヨメナです
おさらいしておくと、九州には2倍体と6倍体のシロヨメナ、2倍体のイナカギクのほか、両者の中間的な形質をもつ二つの新しい分類群、ケシロヨメナとサツマシロギクがあるという話
九州におけるシロヨメナ群の形態的, 細胞学的研究 (副島 顕子) より引用すると
①シロヨメナ . . . 本文を読む
イナカギクは、普通に見られる植物であるのだが、宮崎県では主にサツマシロギクが自生し、イナカギクは稀だという
従来、九州南部のイナカギクとされていた植物は、サツマシロギクとして区別され、おそらく鹿児島県にはイナカギクは自生していないと思われる
九州南部特産のサツマシロギクではあるが、長崎県にも産すると聞き、過去に数回自生地を訪れている
葉裏の毛の生え方に特徴が見られるとの事で、 . . . 本文を読む