恒例のアカササゲやコウリンギク見物に行ってきました
昨年見つけた植物が、いろいろとなくなっていて、がっかりしましたが、新たにシバネムを発見できた事は喜ばしい事でした
トラノオスズカケは、株が増えていた
花の色に近い色見本を一緒に撮影
日本色彩研究所 新配色カード199a のsf22が花の色とほぼ合致
本当は、仕事でよく使っていたパントンの色見本が欲しいのですが、個人的に購入するには高額すぎる
トラノオスズカケの花の印象色は、鮮やかなパープルだと思ったのですが、よくよく色見本を見てみると、結構くすんだ色だった
野草を撮影し、モニターで鑑賞すると、実際の色とはずいぶん異なる事がある
カメラのホワイトバランスやモニターの色温度、環境光により、色の見え方は異なってくるものである
私のモニターはセンサーを使用し、業界標準の5000Kに校正しているが、皆さんがお使いのモニターは6500K付近になっていると思います
同じ画像を見ても、皆さんのモニターは私のモニターよりも青みがかった発色になっている事でしょう
色彩を正確に捉えたい場合、カメラで撮影しモニターで確認するのでは差異が大きくなりがちでしょう
撮影画像にできるだけ正確な色見本を一緒に撮影しておくと、良いでしょう
今年もアカササゲの自生地を訪れました
環境省絶滅危惧ⅠB類の希少植物
バリ島やパプアニューギニアでは、栽培されイモを食されている
タンパク質の含有がとても多いそうです
湿潤な場所では、シラヒゲソウが沢山花を咲かせていた
最終氷期の寒冷で乾燥した気候の時期に、この地に侵入した遺存植物
ムカゴニンジン
まだムカゴは見られなかった
都道府県レベルでは、多く絶滅危惧種に指定されている
とても小さなコケオトギリ
なかなか良い色のミゾカクシ
そして、シバネム(芝合歓)を発見した!!
環境省レッドリストでは情報不足(DD)
評価に値する程の情報がないという事だ
長崎県では、滅多な事では見る事ができない植物だが、大分県では準絶滅危惧レベル
今日は、これを見れただけで大満足\(^o^)/
今はガガイモの花が盛りを迎えている
オトコオミナエシ
オトコエシとオミナエシの交雑と考えられていたが、オトコエシの6倍体と判明
ツルリンドウが咲き始めていた
アメリカタカサブロウ
前回投稿したタカサブロウと比べてやはり小柄で、総苞片が細い
最後はコウリンギク
環境省絶滅危惧ⅠB類
自生分布は現状大分県のみで、大陸系遺存植物
台風一過の晴天でした('ω')ノ