花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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県内をうろうろ

2022-09-07 | 花散策

恒例のアカササゲやコウリンギク見物に行ってきました

昨年見つけた植物が、いろいろとなくなっていて、がっかりしましたが、新たにシバネムを発見できた事は喜ばしい事でした

 

トラノオスズカケは、株が増えていた

 

花の色に近い色見本を一緒に撮影

日本色彩研究所 新配色カード199a のsf22が花の色とほぼ合致

本当は、仕事でよく使っていたパントンの色見本が欲しいのですが、個人的に購入するには高額すぎる

トラノオスズカケの花の印象色は、鮮やかなパープルだと思ったのですが、よくよく色見本を見てみると、結構くすんだ色だった

野草を撮影し、モニターで鑑賞すると、実際の色とはずいぶん異なる事がある

カメラのホワイトバランスやモニターの色温度、環境光により、色の見え方は異なってくるものである

私のモニターはセンサーを使用し、業界標準の5000Kに校正しているが、皆さんがお使いのモニターは6500K付近になっていると思います

同じ画像を見ても、皆さんのモニターは私のモニターよりも青みがかった発色になっている事でしょう

色彩を正確に捉えたい場合、カメラで撮影しモニターで確認するのでは差異が大きくなりがちでしょう

撮影画像にできるだけ正確な色見本を一緒に撮影しておくと、良いでしょう

 

今年もアカササゲの自生地を訪れました

環境省絶滅危惧ⅠB類の希少植物

バリ島やパプアニューギニアでは、栽培されイモを食されている

タンパク質の含有がとても多いそうです

 

湿潤な場所では、シラヒゲソウが沢山花を咲かせていた

最終氷期の寒冷で乾燥した気候の時期に、この地に侵入した遺存植物

 

ムカゴニンジン

まだムカゴは見られなかった

都道府県レベルでは、多く絶滅危惧種に指定されている

 

とても小さなコケオトギリ

 

なかなか良い色のミゾカクシ

 

そして、シバネム(芝合歓)を発見した!!

環境省レッドリストでは情報不足(DD)

評価に値する程の情報がないという事だ

長崎県では、滅多な事では見る事ができない植物だが、大分県では準絶滅危惧レベル

今日は、これを見れただけで大満足\(^o^)/

 

今はガガイモの花が盛りを迎えている

 

オトコオミナエシ

オトコエシとオミナエシの交雑と考えられていたが、オトコエシの6倍体と判明

 

ツルリンドウが咲き始めていた

 

アメリカタカサブロウ

前回投稿したタカサブロウと比べてやはり小柄で、総苞片が細い

 

最後はコウリンギク

環境省絶滅危惧ⅠB類

自生分布は現状大分県のみで、大陸系遺存植物

台風一過の晴天でした('ω')ノ