花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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チゴユリ見物 キエビネ団地も発見

2019-05-03 | 登山

平成は終わり、令和の時代が幕開けました

記念すべき5月1日の令和初日、なにかいいことないかな?

近場の山にでも出かけてみようとカメラを取り出し、SDカードのファイルを消去しようと電源を入れると・・・

 

ガ~~ン

カメラの背面モニターに何も映らない

いろいろいじっても結局モニターは真っ暗で、明らかに破損してしまったのです

 

令和の幕開けは、不幸な出来事で始まってしまったのです😂

機種はニコンのD750

オンラインで修理見積もりをとってみたら、約3万3千円

ついてない令和の時代になりそうです

 

という事で、翌5月2日にチゴユリでも見に行こうと、D750に代わり、老朽化したD5300を携え、車を走らせました

本州にお住まいの方にとっては、なんでわざわざチゴユリなんか見に行くのか不思議に思われる方も多い事と思いますが、長崎在住の者にとっては、なかなか見られない植物なのです

 

さて、チゴユリはというと、ボチボチ咲いてました

 

林内には、咲き始めのキンランもチラホラ

 

当然藪こぎも絡めて散策

ツルリンドウがウジャウジャ生えてる林内

サイハイランが沢山生えている場所があったのですが、すっかりなくなってました

なんで?

 

カノコソウ

 

マルバウツギ

 

ヒトリシズカの花が辛うじて残っていた

 

ツクシタニギキョウ

 

ユリワサビの花も残っていた

 

暗い森の中にはヤマルリソウが多かった

 

サイハイランはまだまだでした

 

こちらのランランちゃんは、もう咲いているかと思ったのですが、だめでした

 

ヤマフジやミツバツツジが美しく咲いてました

 

さてさて、別の場所で尾根を登っていた時の事

尾根上に点々と自生しているキエビネに度肝を抜かれました

尾根で見つけた自生地は12ヶ所で、全部キエビネ

1ヶ所に30株程自生している場所もあって、その総数は相当なものだと思われます

 

キエビネは、環境省の絶滅危惧ⅠB類に指定されている程、少なくなってしまった

私もいくつか自生地は知っていたが、これほど多く自生している場所はありません

 

何気なく登ってみた尾根

最初、コクランやギンリョウソウ、タカネ等が見られました

 

しばらく登って行くと、小さなキエビネに遭遇

ずいぶん可愛らしい株だなぁ~

 

やがて、次々に現れるキエビネにビックリしてしまったのです

 

まだまだ、キエビネフィーバーは続きます

 

ここは一番の自生数でした

藪の奥には、もっと沢山ありそうでしが、きつそうなので止めておきました

 

ぽつんと一株だけ生えているところもあります

 

花茎を付けていない株も多く、それらも含めるとかなりの自生数だと思われます

 

この上にも尾根は続いているのですが、もう疲れたのでここまで

まだまだ、上の方にも自生地はある事でしょうが、下山しました😃