花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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清水畑 リベンジ

2021-04-09 | 藪漕ぎ クライミング

前回、ルートがわからず撤退した清水畑本峰

ネットで調べてみると、わかった

はぁ~ あんなところから登るんだ~ てな感じ(@_@;)

しかし、あの崖やばいよ

足場にしていた土溜まりが崩落して、まじ焦った

必死にしがみついた木も貧弱で、抜けてたら一巻の終わりだったわ

あの崖は、私のようなちょっとおデブちゃんは登攀禁止にしないとね

 

冗談はさておき、ココはクライミングの経験者以外は来てはいけないところです

安易な入山は自重してくださいね!

 

後野越を目指して登っていると、テンナンショウがあった

普通のマムシじゃないような感じだが、品種はよくわからない

 

マルバアオダモなど見ながら、P1到着

 

35mの懸垂下降ポイントだが、私は50mロープ1本で降りる

皆さんは、ちゃんとロープ2本持ってきてくださいね

 

降りてきたP1を振り返り、P2へ向かう

 

コツクバネウツギ、季節外れのキク、怖いロープ場付近にはシハイスミレの花が咲いていた

 

樹木が生い茂るP2山頂到着

 

痩せ尾根を進みP3へ

転ばないように気をつけてね(^O^)

 

景色も楽しみましょう

 

岩稜帯には、イブキシモツケが多い

この花を見ると、黒髪山を藪こぎしていた頃を思い出す

イワガサに似ているね

 

サンショウのお花も咲いてるよ

 

P3到着

ここで腹ごしらえ

 

今日はちょっと寄り道して、ココに行ってみました

 

おぉ~ 歩いてきた岩峰や岩稜が一望できる

 

P4に登る

正確なルートはわからないが、私は崖にへばりついている木を頼りに、よじのぼった

 

P4頂上からの絶景

 

反対側の崖を懸垂で降りる

50mロープでは足りないのでは? と懸念していたが大丈夫だった

 

その下は、ロープなしで降りたが、安全を優先して懸垂した方がよかったかな?

 

清水畑の三角点到着

休憩して、風景を楽しんだ

 

さて、ここからが核心

本峰への登攀だが、最初崖をトラバースする

危険なので、トラバースの起点に荷物を置いて、木に支点をとり、ATCで確保しながら進んだ

ソロだと、いろいろとやることが多くて、写真を撮る余裕がなかったが、なんとか登攀し、木にトップロープを結わう

冒頭にも書いたが、登攀中足場が崩落して「まじかよ~」と叫んでしまった

 

悲しいかな、ソロだと誰も支点を回収してくれないので、せっかく登った崖を懸垂で降りる

 

起点に置いた荷物を回収

支点も回収しながら登る

 

また足場が崩れて冷や汗をかくのはまっぴらなので、クレイムハイストとATCで登り返した

 

清水畑登頂\(^o^)/

あ~疲れた

 

反対側から懸垂で降りる

 

景色を眺め一息ついてから、もう一段懸垂で下降

 

ここから下山

落ち葉が積もる急斜面なのですが、写真ではそう見えないですね

 

ナンゴクウラシマソウが点々と生えていた

もう少しで開花しそうです

大分県準絶滅危惧種

 

コバノタツナミ

 

クサノオウ

ようやく清水畑本峰を制覇する事ができました(^O^)/