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8月29日 月曜日 晴れ
ある植物を探しに行ったのですが、棚ぼたでチョクザキミズを発見!
実は、6月4日の記事(森の中をさまよう)で探していた植物はチョクザキミズでして、花期をまるで読み違えていた事がわかりました
花が似ているウワバミソウと同じころだろうと決めつけていましたが、チョクザキミズの花は今頃咲くんですね
見つけた場所は、6月4日に探した場所と同じエリアで、自生地の環境も瓜二つでした
下図のごとく、葉や花の形態は、ネットに掲載されているものと相違なくチョクザキミズで間違いないと思います
チョクザキミズは、大分県、熊本県、宮崎県、山口県に分布する、イラクサ科 チョクザキミズ属の多年草で、環境省絶滅危惧ⅠB類に分類される希少植物
似たものにオオヤマミズというものがある
私はヤマミズは知っており、このブログに掲載した事があったが、恥ずかしながらオオヤマミズは初耳でした
下図は、”阿蘇地域における植物相の特徴” という資料に掲載されているチョクザキミズとオオヤマミズを比較できる図です
特に注目すべきは、鋸歯の数で、オオヤマミズは5~7で、チョクザキミズより少ない
自生地の画像
水の滴る岩の断崖で、6月4日の記事でさがしていた岩場にそっくりな環境で、場所も近いところです
崖の基部にチョクザキミズが着生しています
雄花は長い花柄の先に付く
雌花は葉腋に付き、花後に花柄が伸びるそうだが、撮影していない
私が撮影した個体では、鋸歯は8~15程でした
葉だけ見るとアオミズなんかにも似ていますが、花の付方が独特で、ウワバミソウやオオヤマミズ(ヤマミズ)に似ています
思いがけない出会いでした\(^o^)/
当日撮影した他の植物
スズムシバナは盛大に咲き誇っていました
モミジガサとスズムシバナのコラボ
サワオトギリ
白いクサアジサイ
キツリフネ
ハグロソウ
フジカンゾウ
ナベナ
ハガクレツリフネ
ホソバシュロソウ
終盤を迎えたシデシャジン
サンショウの実が赤く熟していました
花を撮影しに行こうと思っていながら、毎年忘れてしまうのがヤハズアジサイ
シノノメソウ
環境省絶滅危惧Ⅱ類
ナンバンハコベ
本命の植物は見つけられませんでしたが、チョクザキミズを発見できてよかった('ω')ノ