うららかな日和の土曜日は岩屋山に登ってきました。
この日は裏岩屋の連続岩を巡ってみようと、ネットで情報収集。
連続岩で検索してみると、ニコニコ顔の奥様方が岩の上に登っている画像が見られる。
このルートは楽勝そうだな!
という事で、ザイルやハーネスなどの重い装備は家に置き、軽装備にて出かけていった。
意気揚々と昔道を歩いて行き、途中から谷へ降下。
インカの石積みに降り立った
ここから沢を遡って行く
なかなか良い雰囲気の沢筋です
この画像を見た人から、「オイオイ行きすぎだぞ」という声が聞こえてきそう
ちょっと行き過ぎたみたいなので、少し戻ってから尾根に向けて登って行く
赤面しそうな形の岩の脇を登って行く
奥様方でも楽々登れるところがあるはずなのだが・・・
上方を入念にうかがうが、そんな楽勝なルートは見当たらない
しょうがないので正面の急斜面を木にしがみつきながら登っていく
ネコの額ほどの狭い岩上に登り上がった
ここが一番岩なのか?
背後には二番岩らしきものが見える
二番岩の正面突破は困難なようなので、岩をへつって横から攻める
おかしい、奥様でも楽々登れるルート等ないようだが・・・
ちょっともがきながら二番岩に登る
良い眺め!
足元は切れ落ちていて怖い
さて、ここからが大変
二番岩の断崖をへつって三番岩へ向かうが、ビレイしないと危険
だが、ザイルを持ってきていないのでどうしようもない
なんとか三番岩へ到着したが、登るのはなんとかなりそうだが、降りるのにザイルなしでは厳しそう
あきらめて、先に向かうが、絶壁や断崖を巻くうちにルートを失念し、全く違う危険な尾根を進んでいた
訳が分からないまま、前進していると、いつの間にか裏岩屋ルートに合流していた
後でログを確認してみると、随分東に外れた尾根を進んでいたようだ
この後、洞窟岩を探したが、見つからず、山頂へ向かった
裏岩屋の激しいルートから山頂へ出ると、そのギャップに驚いてしまう。
小さな子供がはしゃぎまわり、家族がのどかにくつろいでいる様子は、今まで歩いてきた厳しい道のりとはあまりにもかけ離れている
そのような裏表のある岩屋山の顔も魅力の一つなのだろう
寒波到来で、朝は大変寒かったのですが、昼時の山頂は暖かな陽を浴びてポカポカとしてくる
のどかな山頂で、軽い食事を終えて下山
途中展望岩へ立ち寄るが、誰もいない
山頂には多くの人がいたのだが、登山道は閑散としていた
それでは今日の花等
スイカズラが狂い咲きしていた
何スミレかな?
ヤツデのお花
シロダモの赤い実が綺麗
イズセンリョウの実は質素
トラノオスズカケの実
あまり見栄えはしません
トラノオスズカケって、冬は地上部は枯れてなくなると思っていたのですが、勘違い?
毛が多いのでヤブムラサキかな?
ハクサンボクの赤い実
シマカンギクは盛大に咲いてました
ムラサキセンブリはもう終わっていた
ヒヨドリジョウゴの実
ハダカホオズキの実は大変美しい
ヤクシソウ
ヤマハッカ
アキノタムラソウ
これはナガサキマンネングサかな?
実をつけたコクラン
サツマイナモリ
そしてこの時期外せないマルバテイショウソウ
花が咲いていたのは2株だけ
綺麗な花は見られませんでした
別のところではもっと沢山咲いてるかも
葉の様子
キッコウハグマのように閉鎖花が多いのかな?
キイレツチトリモチは完全に頭から抜けてて、見に行きませんでしたので、昨年の画像をご覧下さい
完全になめてた連続岩
ネットに載ってた奥様方は鍛え抜かれたクライマーなのかもしれない
連続岩に登る方は念のため、補助ロープやできるのであれば、ザイル、下降器を持参した方がよろしいかと思います。