花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
学術研究・調査のカテゴリーはパスワードを入力の上閲覧してください

鶴見岳 地獄谷

2021-11-26 | 藪漕ぎ クライミング

11月25日 木曜日 曇り時々晴れ

鶴見岳が活火山だというと、驚かれる方もいるかもしれないが、地元の方にとっては常識である

山頂の北西斜面の地獄谷に赤池噴気孔があり、今もモクモクと噴煙を上げている

噴火警戒レベルは1

北面から地獄谷を登攀しようと思ったのだが、結構ロングルートだ

最近、長時間登山すると体調が悪くなるので、馬の背から地獄谷に降りてみる事にした

 

それに、前日のニュースで鶴見岳で霧氷が発生したと言っていた

気温が上がりそうなのでどうかと思ったが、一応山頂まで登って霧氷に期待

地図オプション m:地図  k:航空写真  h:地図と航空写真  p:地形図

 

西登山口から馬の背を経て、山頂へ

強風の吹き荒れる悪天候で、景色はいまいち

一応写真を撮影するが、さえいない絵

霧氷は微塵も見られない

 

馬の背へ戻り、地獄谷へ

道はないので適当に降りると、赤テープがあった

 

危ないザレ場を降りて行き、赤池噴気孔へ到着

強烈な硫黄臭が漂い気分が悪くなる

まさに地獄の様相

 

早速撮影すると、噴煙に私の影が映っていた!

 

火山ガスの有毒成分のせいなのか、あまり草木が生えていない

 

一応、補助ロープやビレイデバイス等装備を持参したのだが、面倒なので使用しなかった

しかし、ザレ場を降りる際は念のため確保した方が良いかもしれません

有毒ガスが充満している可能性があるので、あまり近づかない方が良いと思います

積雪がある時期には、地獄谷を登攀する方もいるようですが、道がないのでほとんど人の来ない場所のようです

この記事を見て地獄谷へ行ってみようという方もいらっしゃるかもしれませんが、事故が発生しても一切責任を負いません

ひょっとすると、赤池噴気孔周辺は立ち入り禁止エリアになっているかもしれませんので悪しからず