花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
学術研究・調査のカテゴリーはパスワードを入力の上閲覧してください

沢を遡上 ユキワリイチゲやサバノオの自生地発見

2021-03-27 | 花散策

本日は、朝から夕方まで沢周辺をうろつき、山野草の自生地を探した

収穫は、ユキワリイチゲの自生地2ヶ所とサバノオの自生地1ヶ所を新たに発見

特に目新しい植物は見つからずいまいちであったが、花自体は沢山咲き乱れていて楽しい藪こぎでした

 

登山道には、相変わらずツクシショウジョウバカマが沢山生えていた

 

道にも多く生えていて、踏まれそうな感じ

 

赤っぽく変色した個体も見られる

 

アセビはほうぼうで花を咲かせていた

 

あまり見晴らしの良いところはない

 

沢の近くでは、植物の群落が見られた

 

サツマイナモリ

 

スズシロソウの大群生

 

すごい数の花が咲いていた

 

タカネハンショウヅルの自生地を覗いてみると、まだ綿毛があった(・∀・)

 

クサノオウ

 

いゃ~ サイハイランがやたらと多く生えている場所があって、ちょっとびっくり!

 

沢へ入り、遡上する

それほど大きな沢ではないが、流木や土石が堆積して進行を邪魔するところも多い

 

かわいいヒナスミレが咲いていた

シハイスミレのようだが、側弁に毛がある

 

砂が堆積している場所でサバノオを発見

よく目をこらして探してみると、そこそこの数が自生していた

 

ミヤマコナスビとのコラボ

 

こちらは、キツネノカミソリとのコラボ

オオキツネノカミソリかもしれませんが、花が咲かないとわからない

 

イワタバコやジンジソウも多い

 

遡上中は、川岸の斜面にヤマルリソウとミヤマコナスビがひっきりなしに見られる

 

沢山咲き乱れていて嬉しい

 

よく探すと、シロバナもあるじゃないか

ちょっと青色が残っているが、シロバナという事にしておこう

 

まだまだ登る

 

岩の上にはエイザンスミレ

葉が細くて、ちょっとヒゴスミレのようにも見える

 

渓流の定番オオチャルメルソウも沢山自生している

 

マルバコンロンソウもちらほら

昨年から思っていた事だが、大分にはユリワサビが見られない

調べてみると大分県の絶滅危惧Ⅱ類に指定されている

へぇ~ ユリワサビがね~~ 絶滅危惧種ですか(・_・;)

 

随分遡上した

水の流れが少なくなり、山野草も見られなくなった

 

沢岸に上がってみると、キツネさんが群生していた

夏はここでキツネさんの花を鑑賞するのも良いかもね

 

別の場所に移動して、うろうろしていると、なんとユキワリイチゲの群落が(*´∀`*)

もう花は終わって、しおれているが沢山咲いていたようだ

葉の数がすごい!

来年が楽しみだ

 

さらに、もう一箇所

こちらは花が少ないようだ

 

イチリンソウも沢山咲いていた

 

長崎県では自生地を知らないイチリンソウ

大分県では沢山の出会いがあり、嬉しい限り\(^o^)/

今日も一日沢山の花との出会いがあり、カメラのシャッターを切りまくりましたヽ(=´▽`=)ノ