7月に見つけた野草の花
モウセンゴケ(毛氈苔)
Drosera rotundifolia L.
モウセンゴケ科 モウセンゴケ属
花 期 : 5~8月
生育地 : 湧水湿地、池畔
分 布 : 北海道~九州
RL指定 : 大分県準絶滅危惧種
撮 影 : 6月~7月 佐賀県 大分県
メモ)以下の記述内容は最新版ではなく、初版のままです(画像のみ更新)
モウセンゴケは、葉の腺毛から消化酵素を含む粘液を分泌して虫を捕獲する食虫植物
生育期には次々と新しい葉が展葉し、古い葉は順次枯れて消滅する
巻散花序を形成し、ほどけながら順次下から開花し、開花は天気が良い日の10~12時頃までで、午後にはしぼみ始める
気温が低下してくると、根生葉の中央に越冬芽を形成する
日当たりの悪い場所に生育する個体は赤色が薄れ、緑色の個体が多くなる
腺毛は通常赤く、その姿が緋毛氈("ひもうせん" 茶席などに用いられる畳大の大きさに揃えられた赤いフェルト状の敷物)のように見える事が名の由来
初版 2015年8月15日
画像アップロード 20240715
記事アップロード 20240715