花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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ガソリンが高騰しているので、地元の山へ

2018-09-02 | 登山

(自生地保護の為、風景画像は全て削除しました 2022年2月12日)

 

今日はお天気もいいし、県外の山に花見に出かけようと思ったのですが、給油の為ガソリンスタンドに立ち寄ると、何と1リットル150円の高値をつけている。

数日前まで140円だったと思ったのですが、いきなり10円も値上がりですか!

アベノミクスの非常識な金融緩和で、インフレなのに金利収入は減る一方

消費者物価自体はそれほどインフレではないのですが、庶民の支出の大きな部分である、エネルギーや食糧品等に限っては、随分インフレが進行しているような印象です

ガソリンの値上がりに腹が立ってきたので、遠出は取り止めて、近場の山へ出向く事にしました


森の中の遊歩道へと入ります

いたるところにキチジョウソウが群生している


ウマノスズクサも見られます
ウマノスズクサの類は、葉の変異が大きいので分かりにくいですね!
アリマかもしれません


コクランも沢山


さて、藪漕ぎにて山頂を目指します

この山は近場の山の中では、最も早くシュスランの開花する山


ですが、まだ蕾ばかりでした


この様子だと、まだ1週間ぐらいかかりそう


あちらこちらで、キッコウハグマが群生している

すさまじい数の花茎を立てているが、この山では閉鎖花が多く、開花するのは少しなのです


おぉ~ この山系で初めてアキノギンリョウソウを見つけた

長崎県では絶滅危惧ⅠB類の超希少種なのです


藪漕ぎしなければ、逢えない植物

蜘蛛の巣が頻繁に顔にかかって不愉快指数満点

ミヤマウズラはまだ蕾でした


ヤブランは、花を拡大して見てみると美しい



これはノササゲかな?
似ているトキリマメやタンキリマメは萼に毛が生えているし、形もちょっと違う


ふぅ~ 山頂の岩場に到着

結構ハードな藪漕ぎでした

岩場にネコハギが咲いていた


動物の骨が転がっている


さて、ご飯を食べてのんびりしましたので、別の山系へ移動します

下山は普通の道を通ります

普通の下山路を歩いても、ガガイモぐらいしか興味をそそる植物は生息していない






という事で、別の山系の湿地では

ミミカキグサがちょっとだけ花を咲かせていました


長崎県では絶滅危惧Ⅱ類の珍しい植物


ミジンコ等のプランクトンを捕食する、食虫植物です


サワトウガラシがいっぱい


ミミカキグサ同様、長崎県では絶滅危惧Ⅱ類の珍しい植物


こんなに沢山生えているのは初めて見た


アブノメに似た花を咲かせる


アブノメやコナギといった、どこにでもあった田んぼの雑草も、最近あまり見かけなくなった


田んぼの農薬の影響ですかね?


こんな変わった花でも、私は大好きなのです


ホシクサも沢山生えている




草地をのぞいてみると

ひょうきんなタヌキマメが出迎えてくれた




ホソノバノヤマハハコもちょっとだけ花が開いていた






キセワタは沢山咲いている


環境省絶滅危惧Ⅱ類の希少植物なのです






ヒキヨモギもそろそろ咲き始めたようです


低地では外来のセイヨウヒキヨモギが増えてきましたね


ゴンズイの実が綺麗でした

地元の山でも充分楽しめますね(*^^*)