(自生地保護の為、風景画像は全て削除しました 2022年2月12日)
今日はお天気もいいし、県外の山に花見に出かけようと思ったのですが、給油の為ガソリンスタンドに立ち寄ると、何と1リットル150円の高値をつけている。
数日前まで140円だったと思ったのですが、いきなり10円も値上がりですか!
アベノミクスの非常識な金融緩和で、インフレなのに金利収入は減る一方
消費者物価自体はそれほどインフレではないのですが、庶民の支出の大きな部分である、エネルギーや食糧品等に限っては、随分インフレが進行しているような印象です
ガソリンの値上がりに腹が立ってきたので、遠出は取り止めて、近場の山へ出向く事にしました
森の中の遊歩道へと入ります
いたるところにキチジョウソウが群生している
ウマノスズクサも見られます
ウマノスズクサの類は、葉の変異が大きいので分かりにくいですね!
アリマかもしれません
コクランも沢山
さて、藪漕ぎにて山頂を目指します
この山は近場の山の中では、最も早くシュスランの開花する山
ですが、まだ蕾ばかりでした
この様子だと、まだ1週間ぐらいかかりそう
あちらこちらで、キッコウハグマが群生している
すさまじい数の花茎を立てているが、この山では閉鎖花が多く、開花するのは少しなのです
おぉ~ この山系で初めてアキノギンリョウソウを見つけた
長崎県では絶滅危惧ⅠB類の超希少種なのです
藪漕ぎしなければ、逢えない植物
蜘蛛の巣が頻繁に顔にかかって不愉快指数満点
ミヤマウズラはまだ蕾でした
ヤブランは、花を拡大して見てみると美しい
これはノササゲかな?
似ているトキリマメやタンキリマメは萼に毛が生えているし、形もちょっと違う
ふぅ~ 山頂の岩場に到着
結構ハードな藪漕ぎでした
岩場にネコハギが咲いていた
動物の骨が転がっている
さて、ご飯を食べてのんびりしましたので、別の山系へ移動します
下山は普通の道を通ります
普通の下山路を歩いても、ガガイモぐらいしか興味をそそる植物は生息していない
という事で、別の山系の湿地では
ミミカキグサがちょっとだけ花を咲かせていました
長崎県では絶滅危惧Ⅱ類の珍しい植物
ミジンコ等のプランクトンを捕食する、食虫植物です
サワトウガラシがいっぱい
ミミカキグサ同様、長崎県では絶滅危惧Ⅱ類の珍しい植物
こんなに沢山生えているのは初めて見た
アブノメに似た花を咲かせる
アブノメやコナギといった、どこにでもあった田んぼの雑草も、最近あまり見かけなくなった
田んぼの農薬の影響ですかね?
こんな変わった花でも、私は大好きなのです
ホシクサも沢山生えている
草地をのぞいてみると
ひょうきんなタヌキマメが出迎えてくれた
ホソノバノヤマハハコもちょっとだけ花が開いていた
キセワタは沢山咲いている
環境省絶滅危惧Ⅱ類の希少植物なのです
ヒキヨモギもそろそろ咲き始めたようです
低地では外来のセイヨウヒキヨモギが増えてきましたね
ゴンズイの実が綺麗でした
地元の山でも充分楽しめますね(*^^*)