この植物をブログに掲載する事は、その希少性から非常に抵抗があり、悩んでいたのですが、やはり黙ってはいられない。
なんと偶然にもナヨテンマの唇弁が開くその瞬間の撮影に成功したのである。
ナヨテンマは以前は極限られた場所での生息しか確認されておらず、絶滅危惧ⅠA類の幻のランと呼ばれていた。
が、その後各地で発見され、今では絶滅危惧ⅠB類に格下げ。
それでも、腐生ランという性格上、発見は困難で、ブログに情報を掲載する事をためらわれる。
それは6月中旬の事、毎年訪れている林内の自生地で撮影していた時に起こった。
というより、その時は気づかなかったが自宅で画像を確認していて、アッと驚いたと言った方が正確なのである。
その日は天気が悪く、薄暗い林内での撮影は困難を極め、撮っても撮っても綺麗に撮影できない。
同じ花を何枚も撮影し、自宅に帰って出来の良いものを選ぼうと、下手な鉄砲作戦を実行したのである。
自宅で撮った画像を整理していると、ア~~ッ( ;∀;)
と叫んでしまったのです。
では早速画像をご覧ください。
アニメーションGIFに加工してみました~
すいません。アニメーションGIFが動かないという方もいらっしゃるようなので、静止画も
唇弁がまだ閉じている
ちょっと開いたぞ~
ぱっくり開いた\(^o^)/
別に大した事ないじゃん なんて言わないで下さいよ~
私にとっては大事件なのですから(´ω`*)
ちなみに画像は3枚あり、撮影時刻は
13:53:09 → 13:54:49 → 13:56:36
約3分半で唇弁が開いた事になります。
フゥ~~ これでスッキリした(=゚ω゚)ノ