９月に見つけた野草の花
ヒメツルアズキ(姫蔓小豆)
Vigna minima (Roxb.) Ohwi et H.Ohashi var. minima
マメ科 ササゲ属
花 期 ： ８～９月
生育地 ： 海岸や川岸
分 布 ： 長崎県 福岡県
RL指定 ： 環境省絶滅危惧ⅠＢ類
撮影 ９月 長崎県
ヒメツルアズキは、長崎県の五島列島に生息するものだけが耐塩性を有する特別な種で、根や茎に塩を蓄積し、葉にはほとんどナトリウムが流入しない
同種内で耐塩性に変異が生じている事から、短期間で少数の遺伝的変異が起きたものと推測される
花はヤブツルアズキに似るが、やや小さく長さ１ｃｍ内外
小葉の形は披針形、卵形または三角卵形で鈍頭、ヤブツルアズキのように浅く３裂する事はない
染色体数は、２ｎ＝２２
初版 ２０１７年９月１３日
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