花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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くじゅう指山 風に揺れるヒゴタイ

2019-09-15 | 登山

3連休の初日は、くじゅうの指山に登ってきました

当初の計画では、シノノメソウ鑑賞のついでに越敷岳へ登る予定でしたが、途中で計画変更

長者原に到着したのが、昼ちょっと前でしたので、手軽な指山に登った次第です

 

朝、緩木神社付近の越敷岳登山口に到着

山を見上げると、濃霧で登山意欲減退

 

ちょっと時期的に遅い事もあり、シノノメソウは全く見当たらず😝

2017に訪問した際には、沢山の花が見られたのですがどうしたんでしょうか?

 

下の方には全く無かったので、標高を稼いで群生地へ

シノノメソウは2年草で、花は2年目に咲くようです

群生地でも、花は見られず、ロゼット状の1年目の株ばかり

 

他の方のブログによると、8月末には花をつけた株が多く見られたようですが、9月14日現在、1年目のロゼットしか見られないというのはどういう事を意味するのか?

 

ちょっと、脇道に入り探し回ると、やっと一株だけ花を見つけた

が、すでに終盤で花が閉じかけたものでした

 

来年以降、また美しい花が見られるのか心配な状況でした

 

ここには、マツカゼソウが大群落を形成しているが、あまりにも沢山あると撮影したくなくなるものです

 

イボクサが小さな花を咲かせていたので撮ってみました

 

イボクサは記憶によると午後には花を閉じてしまうのではなかったかな?

 

越敷岳はモヤに包まれているようなので、登るのは止めて、くじゅうへ移動

 

タデ原湿原でヒゴタイを見ながら登山口へ向かう

 

風に揺らめく瑠璃色のヒゴタイは、とても美しい

 

タデ原湿原では多数のヒゴタイが見られる

 

環境省絶滅危惧Ⅱ類の植物です

 

湿原の風景も美しい

 

雄大な風景と、野草の花を求めて多くの方が訪れていました

 

さて、湿原から鉱山道路へ入り、指山へ向かっていると、道端で紅白ゲンノショウコを発見

 

紅白揃い踏みは久しぶりに見た

 

九州のゲンノショウコは紫が圧倒的に多いので、珍しい白を撮影

 

鉱山道路から指山登山道へ入る

 

この時期、登山道には撮影したくなるような花はほとんど咲いてません

 

ひたすらチジミザサやミヤマタニソバの花が続く登山道を登っていく

 

途中、クモキリソウが多く生えている場所があった

特に珍しい植物ではありませんが、長崎県北部では一度も見たことがありません

 

ヤマシグレの実がきれいだなぁ~

 

草茫々の登山道を抜け、山頂が見えたぞ~

 

お天気も回復し、素晴らしい展望だ!

 

山頂の草地では、サイヨウシャジンやママコナ、ツクシゼリ等が見られた

くじゅうで多く見られるリンドウがひとつもないのは意外でした

 

硫黄山が噴煙を上げている

 

三俣山の雄姿

 

登山口の長者原が見える

 

山頂到着(^O^)/

 

背後には三俣山

 

大船山方面

 

くじゅうには何度も訪れていますが、指山には始めて登った

いいところですねぇ~

 

最後にタデ原湿原で撮影した花を少しだけ

木道から撮影するしかないので、撮りづらいですよね

 

アケボノソウ

 

タムラソウ

 

サワギキョウ

 

シラヒゲソウ

 

これは何かな?

タデ原湿原といえば、ヒゴシオンですが、結構茎が分岐してるんで違うようです

 

ツクシフウロがまだ咲いてました

環境省絶滅危惧Ⅱ類

大分地方の天気予報は曇りだったのですが、意外に気持ちのいい晴れとなりよかったです😊