毎年撮影しなければと思いつつ忘れてしまうツクシコゴメグサ
今年もすっかり忘れていたところ、たまたま見かけたブログで思い出し、遅ればせながら撮影に出かけました
ツクシコゴメグサは、環境省絶滅危惧ⅠB類の希少な植物なので、是非とも記録しておくべきものですが、2019年に終わりかけた花を撮影して以来まともに撮っていない
お天気は快晴なのですが、霞で遠景は冴えないね
そういえば、本日由布岳で行方不明となっていた北九州の方が発見されたのですが、残念ながらお亡くなりになりました
東峰の山頂付近で発見されたそうで、滑落して頭部を打ったみたいだ
単独登山だったそうで、私も気を付けないとね
ココヘリに加入しようとも思ったが、よく考えたら携帯電波が届かないところばかり出かけているので、遭難したところでココヘリに連絡ができない
加入する意味がないんだよね('◇')ゞ
ナガミノツルケマンがわんさか咲いている
環境省準絶滅危惧種
秋に咲くキケマンもあるので、果実の確認が必要です
撮影した果実を見ると、ナガミノツルケマンで間違いないね
登山開始
良い景色だな
リンドウが咲き乱れる季節になりましたな
久しぶりにねこちゃんフィギアの登場
リンドウがいっぱいで、ねこちゃんも大喜び
なだらかな草原を登って行く
小さくて見栄えのしないセンブリが花を咲かせている
大分県では、準絶滅危惧種となってしまった
暑さもゆるんで、気持ちの良い登山日和
頑張って登るぞ
もうすぐ山頂
山頂に到着\(^o^)/
霞が酷いが、良い景色だね
ウメバチソウは凄い数の花が見られた
肝心のツクシコゴメグサは、もう終わっていて、傷んだ花が僅かに残るだけだった
来年は忘れないようにしよう
ここに自生するものは、キュウシュウコゴメグサだとするブログも見られるので、葉の拡大画像を添付します
どうでしょうね?
論文を参照してみると、ツクシコゴメグサは茎の上部で多くの枝を出し、葉の鋸歯は鈍頭とある
これは、天山で撮影したキュウシュウコゴメグサの葉
葉を見てみると、鋸歯の先が刺のように尖ってますね
やはり本日撮影したものはツクシコゴメグサのようです
環境省絶滅危惧ⅠB類
大分県では、キュウシュウコゴメグサの方が少ないようですね
環境アセスをやっているようで、いろいろと聞かれた
びっくりしたのは、調査員が何を建設するのかを知らされていない事だ
地熱発電ではないかと言っていたが、正確には良くわかっていない
希少なツクシコゴメグサが自生している事を伝えたので、問題があれば移植してくれるだろうが、一年草で半寄生植物なのでうまくいくのだろうか?
そういえば、ここにはマイヅルテンナンショウ(環境省絶滅危惧Ⅱ類)も自生しているのを言い忘れた
環境アセスが入ったと聞くと非常に憂鬱な気分になる
再生可能でクリーンなエネルギーという名の下に、希少な植物の自生地がつぶされる現場を幾度も見てきたのだから
終わり(^^)/