先般、カザグルマを観察に出向いたが、一輪しか咲いていなかったので、昨日再訪してみた
天気予報は曇りだったが、時折晴れたり、小雨がぱらついたりと変わりやすいお天気
どこかで見たことがあるような峡谷
川辺にジャケツイバラの花が咲いていた
画像を拡大すると、ハナグモやアリが写っていた
変なイチゴ
3小葉でクサイチゴかと思ったが、3枚の葉が合着してクマイチゴの葉のようになっている部分もあってよくわからない
ツクシタニギキョウ
ラショウモンカズラ
花がカキドオシを彷彿とさせるが、花はカキドオシより大きくて、リップが白っぽく、長毛が生えている
葉っぱは全然違うよね
ギンバイソウやコクワガタが多くみられる
花を未確認のエビネ自生地へ行ってみたが、普通の花でがっかり
あっ! ヤブエビネ発見と喜んだが・・・
残念 うっすら紅が入っている
ヤブエビネは素心花なんだよね
大分県では、ただ1か所でしかヤブエビネを確認していなかったのだが、よりによってそこが杉の伐採作業で壊滅してしまったのだ
エビネがたくさん生えている場所へ行ってみる
今年は花茎をつけていない株が多いな
一番上の画像の花がお気に入り
ここにもキエビネはありません
お目当てのカザグルマはたくさん咲いていた
環境省準絶滅危惧種
論文を読むと、葉が十字対生することは、センニンソウ属の最も重要な特徴の一つであるが、それほど安定したものではないと記されている
ここのカザグルマを見ると、基本的には3小葉対生となっているが、なるほど対生ではない部分もみられる
カザグルマは他種との競合には弱いと考えられ、弱光下や過湿性など競合が少ない場所で繁殖している
しかし、カザグルマは決してこれらの環境が生育に適しているわけではないのだ
岩場でシロバナハンショウヅルを3株見つけたが、いずれも花をつけていない
大分県では絶滅危惧ⅠB類の大変希少な植物
今年は裏年か?
よく盗られるカヤちゃん
手元にも花は咲いているが、花付が悪い
手の届かない場所の樹皮には、花付の良い個体が着生している
昨年みつけたルイヨウボタンの群生地に行きたいのだが、最近はくじゅうや由布あたりにいくのもおっくうになっている
それではさようなら('ω')ノ