10月6日 金曜日の花散策
先般、由布山系のトリカブトが激減というか1株も見つからず、鹿の仕業ではないかと疑った
それならば、くじゅうではどうなのかと、以前見つけた群生地へ足を運んでみた
早速、森へ入り自生地を訪れてみると、甲高い声を発して鹿が逃げていく
最も群生していた地点に到着し、愕然とする
以前、多くのトリカブトが自生していたところには、ほんの数本生えているだけ( ;∀;)
以前、森の方々で見られたトリカブトはほぼ消滅していた
再び鹿と遭遇し、かなりの頭数が生息していることがうかがえる
鹿は有毒なトリカブトさえ食べなければ生きていけないほど食糧に困っているのだろう
林床にはほとんど草本類がみられないのだ
残っている草本を調べてみると、ダイコンソウ、フタリシズカ、ヤマジオウ、マツカゼソウなどであった
トリカブトの自生地を後にして、オオミヤマウズラの花を採取しようと自生地へ向かった
まだきれいに咲いている株があったので、申し訳ないのだが、1花だけ採取した
目的は、蕊柱の側付属体の確認である
なんだか、季節外れのシモツケソウが花を咲かせようとしていた
ナガミノツルケマンが群生している!
環境省準絶滅危惧種
キツリフネとツリフネソウが混生している
ハガクレツリフネもあるぞ
ついでにナンテンハギも撮影
タデ原湿原に立ち寄ってみる
あれ! ここマツムシソウあるんだ!(^^)!
リンドウもあるね
いい景色だね
センブリ
ヒゴシオンを撮影したかったが、どれも分枝が多くてヒゴシオンには見えないなぁ~
花はシオンに似て派手なはずだが、地味な花をつけたものばかり
長者原周辺で花散策
ナギナタコウジュは人相が悪い
季節外れのオオヤマフスマ
ハバヤマボクチが咲いた
ツクシフウロがまだ咲いている
環境省絶滅危惧Ⅱ類
ヤマトラノオが咲く風景
ウメバチソウ
湿潤な環境の場所へ
タウコギが花を咲かせる頃だが、ここでは完全に終わっていた
レッドリスト入りしている植物だと思っていたが、勘違い
同じところにサクラタデが多く自生していた
かわいいアカバナの花
ヘラオモダカ
葉の変異が大きい
アケボノソウ
ヤツシロラン類の自生地をのぞいてみると、多くの果実ができていて安心した
終わり('ω')ノ