
買い物のついでに、昨年見つけたヒトツバハギの花を撮影しようと、大分市内の自生地に立ち寄りました
残念ながらヒトツバハギは見当たらず、付近の野草を物色していたところ、アレチイボクサを発見\(^o^)/
アレチイボクサは、2014年10月に福岡県久留米市で発見され、2015年に新産外来種として発表された植物である
大分県への移入が確認されているのかどうかはわからないが、ネットの情報を確認した限りでは、そのような記事は見当たらなかった
(侵入生物データベースにも未記載)
アレチイボクサは、熱帯アジア原産の、ツユクサ科イボクサ属の植物
学名は、Murdannia nudiflora (L.) Brenan
近縁に多年草のシマイボクサがあるが、アレチイボクサは一年草で、根生葉はロゼットを形成しない
シマイボクサだったら大喜びだったのですが、下図のごとくロゼットはありません
道路脇の一角に群生していました
花はとても小さく、7~10mmといったところでしょうか
その他の植物
これも外来種のホソバキンゴジカ
草丈は1mを越えるものもありました
花柄が長いなぁ
あまりに小さく、肉眼で種を同定するのは不可能
よって、撮影するまでマメダオシではないかと期待するのですが、やっぱりアメリカネナシカズラ
花冠裂片があまり反り返らず、花柱が2本、花糸は花冠より短いように見えたので、ひょっとしてと思ったのですが、花冠裂片が尖頂
マメダオシは鈍頂なので一見して違うと悟った
他の植物に寄生し、栄養を接種する
ネットには、アメリカネナシカズラをマメダオシとして掲載しているサイトも見られ注意が必要
ネットの情報をうのみにするのは危険である
だいたい、マメダオシなんてものは最高ランクの絶滅危惧種で、簡単に見つける事などできないのだ
海岸へ行ってみると、ハマサジの花が咲いていた
そういえば今年はまだハマサジの花を撮影していなかった
環境省準絶滅危惧種
その他にもハマゴウやハマナデシコ等の花が咲いていた
暑くてたまらないし、通り雨が降ってきたので、直ぐに帰宅する事にした(-ω-)/