花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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阿蘇でヤマブキソウやオキナグサ

2020-04-17 | 登山

4月16日 晴れ一時雨

大分のオキナグサが跡形もなく無くなっていたので、阿蘇まで観察に出かけてきました

帰宅してニュースを見ると、非常事態宣言が全国に拡大されるとか

もう登山も控えなければならないのかなぁ😥

 

今回も、登山とその道中見た植物という記事を投稿しようと思ったのですが、オキナグサに関しては言わないほうが良いと野草園の奥様方に諭されてしまいましたので、登った山は伏せておく事にしました。

 

奥様方の話では、阿蘇の盗掘は目を覆いたくなるばかりで、野山の植物に限らず、野草園の植栽品はもちろん、園内に自生する着生ランや腐生ランまでごっそり持っていかれたそうだ

着生ランを見るのを楽しみにしていたのになんてこった😆

 

カーナビ任せで、阿蘇へ向かっていると、とんでもなく細い道へ誘導され頭にきた

私の車のカーナビは純正で20万もするのにバカナビで、ろくな道を選択しない

 

先ずは、神社にてヤマブキソウ

皆知っているメジャーな神社ではなく、マイナーな方の神社です

 

まだ早いかと思ったが、思いの外たくさん咲いていた

 

井原山のヤマブキソウが無くなって、久しくそのお姿を拝んでいませんでしたが、久々のご対面で感無量

 

他にも山野草が花を咲かせている

 

ヒゲマルバスミレ

 

ツルカノコソウ

 

在来タンポポ

カンサイタンポポですかね

 

さてさて、次はオキナグサの自生するとある山

ブログやyamapで紹介されているので、オープンな自生地じゃないかと思いますが、野草園の奥様方の忠告に従い、伏せておきます

風景画像も沢山撮ったのですが、投稿できず残念

 

オキナグサは一株しかない

やっぱり盗掘されてるみたいですね

 

アセビとツクシショウジョウバカマ

 

キスミレは沢山咲いていた

 

センボンヤリ

最近ピンクのセンボンヤリに出会わない

 

ハルリンドウ

ここにはフデリンドウも自生しているが、見比べるとやっぱりハルリンドウの花は大きく淡い色

尚、下の画像は全てハルリンドウです

見えにく事が多いロゼットが、しっかり写ってますね!

 

マルバノイチヤクソウとカンアオイ

マルバノイチヤクソウは長崎県ではENで、おそらく県北には自生していない

私ももちろん長崎県北では見たことがありません

ちょっと扁平した葉のイチヤクソウをマルバノイチヤクソウと間違えたりする方が多いようですが、実物を見るとなるほどと思う事でしょう

だって、とっても小さいから

 

野草園では、着生ランが見られずがっかり

気落ちして、ヒトリシズカしか撮影しませんでした

 

根子岳とシャクナゲを撮影していると、雨が降ってきた

館内に移動し雨をしのぐ

館内には、知人のチョウチョの写真が展示してある

大分から野草園に来たご夫妻に、「大分のオキナグサを採って、ここに植えたんじゃないのか?」と苦情を言われたという話には大笑いした

 

晴れてきたので、帰路につく

帰りは、車のバカナビに騙されないよう登山用のポータブルナビに従い帰りました(^O^)/