花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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思うことあり倉木山へ

2020-08-10 | 登山

8月9日 日曜日 曇り時々雨

先般、阿蘇で撮影したタカトウダイ

ひょっとするとアソタイゲキではないのか? との思いがつのり、いろいろ調べる中で、果実のイボ状突起を比較する必要がある事がわかった

 

植物研究雑誌の論文で、イラストによるイボ状突起の比較がなされていたが、どうもわかりにくい

実際の画像による比較を行いたくなり、わざわざ倉木山まで、タカトウダイの果実を撮影に出向いたのです・ω・

 

撮影した画像をもとに、阿蘇の個体と倉木山のタカトウダイを比較した考察は、備忘録にまとめてありますので、興味のある方は覗いてみてくださいね!

https://blog.goo.ne.jp/kippoushi2017/e/4275c3847dca88a3d22f7499467782bf

 

さて、タカトウダイの果実を無事撮影したので、山頂へ向かいます

 

時折雨音の聞こえる登山道を進む

 

豪雨被害の現場は、踏みならされて歩きやすくなった

 

山頂付近の気になる絶滅危惧種は見られませんでした

 

山頂には誰もいない

あまり長居したくなるようなところではないなぁ

 

山頂では、雨に降られず、よかった(*^^*)

 

夏山はガスに見舞われる事が多いので、景色は期待できない

 

降りてきました

 

なんかヒゴタイが一部なくなっているような😣

 

下山していると雨が激しくなり、猪の瀬戸湿原はパス

 

倉木山の花々

 

サイヨウシャジンとフシグロセンノウ

 

ナンテンハギ

 

ヒゴタイとイタチササゲ

 

あれ! 葉の基部が心形になってるけど、ミツバグサだよね!

 

大分県絶滅危惧Ⅱ類

 

シオデは雄花のほうが美しい(*^^*)

 

ワレモコウ

 

コバギボウシ、クサアジサイ、ホソバシュロソウ

 

倉木山のはジイソブだという先入観があり、よく観察しなかったが、バアソブっぽいなぁ

 

でも、花が大きい感じがするし、花冠も短い

 

葉裏の毛を確認しなかったが、やっぱりツルニンジンですかね😅

 

タカトウダイ

この株はまだフレッシュな感じの花だが、葉は紅葉してる!

 

まだ綺麗な花が咲いていた\(^o^)/

 

ソバナとギンバイソウ

ギンバイソウはもうなくなっちゃうかも

 

シギンカラマツは、ぼちぼち

 

ヤマジオウはもう終了間近

標高が上がるにつれて花が少なくなる倉木山でした

車道を歩いて降りていく頃には土砂降りの雨となり、急いで車に逃げ込みました(^O^)/