大分市の海岸付近をうろついていると、コナミキ発見!
しかも、大変な群生なのです
コナミキは、自生地の開発や植生の遷移等の要因で減少しており、環境省の絶滅危惧Ⅱ類に指定されている
今日は、どのような訳で海岸を訪れたかというと、先日ブログでも述べたように、昨年発見したジャケツイバラが全て伐採されたのですが、切り株から新しい枝を成長させていたのです
なので、ひょっとして早くも花を咲かせているのではないのかとの淡い期待で自生地に出向いた次第
しかし、実際はまだまだ花を咲かせるまで成長はしていない
こんな花が咲きます
しょうがないので、海岸付近を散歩していると、小さな花を付けたコナミキの群生を発見!
下の画像に写っているのは、群生のほんの一部で、すごい個体数が自生しています
コナミキ
Scutellaria guilielmii A.Gray
シソ科 タツナミソウ属
環境省絶滅危惧Ⅱ類
花は、普通葉腋に2個ずつ付く
葉は対生し、短い葉柄がある
茎は立ち上がり、開出毛が生える
萼には、腺のある開出毛がある
私が知る長崎の自生地は、他の植物の侵入で駆逐されました
今回見つけた大分市の自生地も、すでに雑多な植物の侵入が見られ、植生の遷移により消滅する恐れがある
できれば、毎年訪れて、草取りしようと思います
大分市内で、こんな群生に出逢えるなんて想定外でした
コナミキの他には、特に興味のある植物は見られなかったが、暇なのでいろいろと撮影してみた
ノミノツヅリの花は、とても小さくて撮影が難しい
被写界深度の浅いフルサイズでは、ピントの合う範囲が狭すぎてうまく撮影できないので、深度合成しました
いやぁ~ 前回ウスベニチチコグサを撮影したのは遠い昔の事で、記憶が定かでない
ナガエコナスビだったら撮影するけど、普通のコナスビは撮らないよね('◇')ゞ
野生化したランタナは、すごい繁殖力ではびこっている
一番下の画像に、ハマヒルガオとノミノツヅリが一緒に写っていて、ノミノツヅリの花がいかに小さいかがわかると思います
この時期、ハマヒルガオ多いですね!
どこにでも生えているノイバラだが、よく見るとなかなか綺麗な花だね
ノイバラの花が咲くころ、あたりに良い香りが漂い良い気分になります
そのうちツクシイバラを撮影に行きたいなぁ
小雨がぱらついてきたので、早々に切り上げて帰宅しました('ω')ノ