
本日は、南方でカマエカズラ等を見物してきました
長崎には、トビカズラという植物が自生しており、カマエカズラの近縁となっています
トビカズラは、かつて日本に広く分布していたとされていますが、現在は熊本県山鹿市と長崎県佐世保市にのみ自生しています(その後、天草、久留米でも見つかっています)
以前撮影したトビカズラの花
自生地を訪れてみると、辺り一面をカマエカズラの葉が覆っていて、大繁殖していました
トビカズラの近縁なので、花は似ていますね
カマエカズラは、蒲江だけに自生する固有種で、大分県の天然記念物に指定されている
※訂正:カマエカズラはウジルカンダの別名で、大分・鹿児島・沖縄に分布する
近くの海では、ハマボウフウが沢山自生していました
食用として用いられるので、乱獲され自生数は減少しました
多くの県で、絶滅危惧種に指定されており、長崎県では絶滅危惧Ⅱ類
ですが、大分県では普通種でした
海岸付近に自生するサダソウも見られました
大分県絶滅危惧Ⅱ類(2022年度版)
花は小さすぎて良く見えませんね!
せっかく蒲江まできたので、もう少し足をのばしてみましょう
ハルちゃんの自生地では、3株程花を咲かせていました
環境省絶滅危惧Ⅱ類
キモイ花を咲かせるのですが、私は大好きなのです
一般の方には花には見えないでしょうね
この植物に関しては、あまり詮索しないでくださいね('◇')ゞ
暗い森の中で怪しく輝くギンリョウソウ
カザグルマの自生地にも立ち寄りました
環境省準絶滅危惧種
日本のクレマチス
まだバイカイカリソウの花が咲いていました
先日見つけた、キエビネではないかと思った蕾は、残念ながらタカネでした
私はいまだに大分県でキエビネを発見できていません(+o+)
大繁殖するカマエカズラの葉と美しい海
なかなか素敵な風景でした(^^)/