花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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耶馬渓 競秀峰

2019-12-10 | 登山

12月8日 日曜日 晴れ

福岡県にてゲンカイイワレンゲの自生地を訪問した帰りに、大分県中津市本耶馬渓町の競秀峰に登ってきました

ここは、本耶馬渓の代表的な景勝地で、競秀峰の岩の基部には、有名な青の洞門が掘られています

過去2度登っていますが、本日は一番の晴天に恵まれて、岩の峰々から素晴らしい展望が期待できそうです

 

青の洞門を通って登山口に向かう

1763年に開通した、日本最古の有料道路

禅海和尚は、断崖絶壁を通る難所の道で命を落とす通行人に心を痛め、資金を募り、岩に手彫りのトンネルを開通させた

ノミと槌だけで、30年かけて掘ったそうです

 

登山口から岩峰へ登っていく

 

一の峰、二の峰を通過して、三の峰へ

逆光の展望を撮影

 

更に歩みを進め、恵比須岩

 

正面に見えるのは鬼面岩

今見えている断崖の側面をへつって道が通っています

 

まだ少し紅葉が見られますね(^o^)

 

さて、次は鬼面岩へ向かう途中にある展望岩なのですが、困った事にここには帯岩に関する看板が設置されています

この道には、岩を説明する看板が至る所に設置されているのですが、その場所と関係ない岩の説明板も多く、勘違いされている方がいます

この看板のおかげで、この展望岩を帯岩と思い込んでいる方のブログも見つけました

 

「帯岩に登ったぞ~」と高らかにブログに記載されていますが、ここは帯岩ではありません😅

 

この看板も鬼面岩にまだ到達していないところに設置されていました

 

先に進みましょう

断崖をヘツって道が続きます

 

鬼面岩からの展望です

 

ここからちょっと藪こぎで、妙見岩の背後の岩(基部に妙見窟がある)へ登ってみましたが、展望はなし

妙見窟は妙見岩にあるとパンフレットには記載されていますが、ログを見ると、妙見岩の背後の岩の基部にあるように思えます

さて、一旦降りて妙見窟へ

ここの妙見堂には、妙見菩薩3体、男女神像2体、如来立像1体が安置されているらしい

 

釣鐘岩を経て、清水洞へ

初めてここに来た時、ここで道が終わっているように思えました

よく見ると、先に続いています

 

断崖に切り開かれた、へつり道

 

しゃがんで通過しなければならないところもある

ザックを引っ掛けて、バランスを崩したら、断崖から転落だ!

 

陣の岩に登り上がったぞ\(^o^)/

 

ここは一番景色の素晴らしいところ

 

展望を御覧ください

 

素晴らしい展望だ😍

 

the 耶馬(^o^)

 

ここから、馬の背への道は少し難路

 

馬の背

 

馬の背から釣鐘岩を眺める

 

あとは展望のない林内を下るのみ

少し荒れ気味の道を下山し、弘法寺に至る

 

奇岩を見ながら、駐車場へ戻りましょう

 

帯岩の横っ腹についている筋のようなものが、昔の危険な断崖道

ここから転落して命を落とす人もいたとか

 

陣の岩が見える

 

はぁ~ いい景色でした(^o^)

 

観察した植物です

 

アオベンケイ

横着して、広角レンズで撮影したので、思いっきりトリミングしてます

 

セッコク(環境省準絶滅危惧種)

これも広角で撮影しましたので、極端にトリミングしてます

 

たぶんブゼンノギクの越冬ロゼット(環境省準絶滅危惧種)

 

とっても美しいミヤマウズラの葉

 

ニセジュズネノキ

 

キジョラン

 

コクラン

 

マツバラン

 

環境省準絶滅危惧種

 

シュンラン

帰りに別府、大分市内が大渋滞していて疲れましたが、楽しい一日でした(^O^)/