
ゲンカイイワレンゲ
福岡県の自生地は有名なのですが、長崎県のレッドリストを見てみると、ENとなっており、当県にも自生しているようなのです
しかし、調べてみると分布は対馬らしい
できれば、県内で見たかったのですが、対馬は遠い
とは言え、福岡県の自生地も長崎県からは遠く、結局長崎在住時には見に行くには至りませんでした
現在、大分で生活をしており、自生地までは100Kmちょっと
せっかくなので、見物に出かけてみようということで、車を走らせました
ゲンカイイワレンゲの自生する海岸の崖地へ到着
あたりにはハマサジの群落が見られた
ほんの少しだけ花が残っている
環境省準絶滅危惧種の植物です
デコボコして歩きにくい海岸を進んでいくと・・・
断崖に凄い数のゲンカイイワレンゲが自生していた
アオノイワレンゲと区別しないとの見解もあるようですが、九州産のものは大型で、葯の色が微妙に異なる事から別種とされているらしい
開花するとその株は枯れてしまうという事です
花穂が倒れちゃってる株がある
葉を見ると、枯れちゃっているようですね
APG分類の観点でみれば、アオノイワレンゲとなんら変わらないという事になるのでしょうね
自生地は九州北部だけらしい(福岡県、長崎県)
花は咲き進むと、赤く変色するのかな?
モフモフしてて、猫のしっぽのようだ(ΦωΦ)
福岡県の資料によると、危機要因は、園芸採取、踏みつけ、産地局限となっている
環境省絶滅危惧Ⅱ類となっています
撮影する時、踏まないよう気をつけなければならないですね
赤い😅
これだけ多くの花を咲かせていますが、今年全部枯れてしまうのですね!
ロゼット
来年開花するのかな?
子株を沢山つけたもの
豪華ですね
ふと海に目を向けると、沖に船が見えた
花穂を拡大して見てみましょう
巴咲き
荒涼とした海岸に自生するゲンカイイワレンゲでした(^o^)
このあと、耶馬渓の競秀峰に登りましたが、そのもようはまた後で(^O^)/