花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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コウリンギクを見物 鎮南山も登ってきた その①

2020-09-10 | 登山

今週は、空き時間にちょこちょことお出かけ

早朝のコウリンギク見物や、午後から登山で臼杵市の鎮南山に登ってきました

 

最初にコウリンギクから

午前中の空き時間を有効に利用する為、朝5時に自宅を出発

夜明け間もない時間に自生地へ到着し、朝露に濡れながらお花の観察

 

朝露をまとうコウリンギク

ネットの情報では、今時分見頃を迎えるはずなのですが、今年はもう終了

状態の良い花は見られませんでした

 

環境省絶滅危惧ⅠB類

国内では、大分県の極限られた場所にのみ自生する、極めて希少な植物

 

なんの変哲もない野菊にしか見えませんが、実は凄い奴

葉っぱが大変特徴的ですね😲

 

ヤマアザミやマアザミも咲いてます

 

シラヒゲソウは花盛り

大分県絶滅危惧Ⅱ類

 

湿地に自生するムカゴニンジン

まだムカゴは見られません

 

ヨモギの蕾

虫えいが見られます

昆虫に詳しい方だったら、虫えいを見ただけで、何の虫かわかるのでしょうね!

 

虫えい(虫こぶ)とは、昆虫類の寄生により、植物の細胞が傷つき、奇形してしまう現象

ヨモギの場合、ヨモギクキワタフシやヨモギハエボシフシ、ヨモギクキマルズイフシ 等々いろいろな昆虫が寄生するようです

 

シオガマギクとキツリフネ

 

ミツバグサ

大分県絶滅危惧Ⅱ類

 

バアソブ

環境省絶滅危惧Ⅱ類

種子を取り出し、翼の有無を確認しようと思ったのですが、まだ成熟していないようなので止めておきました

バアソブの場合、種子は黒くて翼がない

ツルニンジンの場合、種子に翼があり白っぽい

 

これは凄いぞ!

シロバナか?

バアソブやツルニンジンの花冠の先端内側は、通常赤い色に染まっているが、これは真っ白

 

でも、花冠内側の奥の方には、ソバカスがちゃんとある

完全なアルビノではないのです😲

いいもの見つけてラッキーでした

 

チョウセンヤマニガナのつもりで撮影したのですが、なんかホソバアキノノゲシっぽいな~

でも、こんなに舌状花の少ないホソバアキノノゲシなんてあるの?

 

たまにはミズタマソウでも撮影してみよう

 

シギンカラマツ、ワレモコウ、アゲハチョウ

長くなったので、また明日 その②に続く