花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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虚空蔵山 知られざるルート

2019-06-10 | 藪漕ぎ クライミング

昨日は晴れの予報でしたが、どんよりとした空模様

岩場のランの鑑賞も兼ねて、久しぶりに知られざるルートから登ってみる事にしました

 

一般の登山者でこのルートを知る方はいないでしょう

山の法面からロープが垂下がっているところを登って行きます

 

 

難路ですが、木には目印のテープが付けられている

 

展望の良い岩場にでます

 

岩場にはイワガラミの群落が見られる

 

これは何かな?

葉腋に一つずつ楕円形の赤い実がなっている

 

※掲示板でお尋ねすると、ボロボロノキではないか という回答がありました

確かに! 花は何度も見ていたのですが、果実は未見でした

 

以前撮影したボロボロノキの花を貼っておきます

 

ヤセ尾根を進んでいく

 

ヤセ尾根の途中からの展望

 

この後、通常の登山道に合流し、鳥兜岩へ

 

ここで、鳥兜岩へ登るという男性と遭遇

花には全く興味がないという、ある意味健全で硬派な男性

 

心配なので、ここで昼食をとりながら待っていると、諦めて戻ってきた

この男性とは、人のあまりこないような場所で3回も遭遇してしまい、お互い呆れてしまった

 

超冒険ルートから山頂へ

先程の男性も、ここを登って行ったのだ

私と同様、藪こぎ大好き人間らしい

 

この古ぼけたロープは本当に不安だ

 

先程の鳥兜岩が良く見える

 

山頂からの風景は、天気のせいで冴えないものです

 

ナンキンナナカマドの実が意外に美しかった

 

今日出会った植物は・・・

毎週のように登場するヒナちゃん

 

一番ビックリしたのは、ルート上に生えていた株

よくもま~ 人に踏まれずにいたものだ

 

断崖のふちに生えていた株は、まだ開花していなかったが、となりに昨年の果実後が干からびて残っていたので撮影

 

いろいろな場所で花を咲かせていました

 

岩壁では、ちょっと季節はずれのヤマハタザオが花を咲かせていた

 

これは、葉が対生しているのでマルバマンネングサかな?

もうすぐ開花しそうです

 

アブラギリ

 

マタタビの花が、ボチボチ咲き始めていた

 

林床には、いくつものツルアリドオシの花が見られました

 

オオバノトンボソウとの共演

 

オオバノトンボソウの開花はもうすぐか?

 

サワハコベは開花直前

 

まだ蕾がついているカノコソウがあって驚く

 

ずいぶん葉柄の長いミゾホオズキを発見

果実と蕾があるのだが、タイミングが悪く花が咲いてなかった

長崎県は梅雨入りしたのかな?