西方の島では、今年もクロシオチドリが咲いているころです
どうにも気になってしかたないので、先日自生地の様子を確認に行ってきました
クロシオチドリは乱獲により容易に見る事はできなくなりましたので、当然、道のあるような場所には自生していません
色気のない森の中では、時折ヤマツツジの赤い花にハッとさせられる
棘植物にいじめられたりしながら難路を進んでいく
ウンゼンカンアオイの干からびら花等が見られた
環境省絶滅危惧Ⅱ類
自生地の絶壁に到着
オオバギボウシだろうか?
こんな断崖で蕾を付けていた
あっ! 咲いてる😄
色がとても濃い
美しいなぁ~
この花に出会うと、それまでの難儀な藪こぎの苦労も報われる
絶壁に自生するクロシオチドリにはロマンを感じる
人を寄せ付けない厳しい岩山でひっそりと花を咲かせているのですから
こんな色の薄い花を見つけた
崖の上の方にも咲いている
岩の割れ目にはウンゼンマンネングサ
環境省絶滅危惧Ⅱ類
希少なヒナちゃんも見られる
環境省絶滅危惧ⅠB類
草の間に隠れている
崖の上は恐ろしいところです
クロシオチドリを心ゆくまで堪能して下山しました
まだ時間があったので、草地に立ち寄ってみると、カキランが沢山咲いていました
フナバラソウはほとんど終わってましたが、遅咲きの株も見られました
環境省絶滅危惧Ⅱ類
幻のクロシオチドリが自生する、厳しい岩山でした(^O^)/