花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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本城岳 ヒロハコンロンカやハナゼキショウを鑑賞

2019-07-05 | 登山

梅雨前線が南下し、青空となった長崎地方

ちょっと足慣らしに本城岳に登ってきました

本城岳は黒髪山系の山で、前黒髪と呼ばれているのですが、なんだか黒髪山の前座みたいなので、私は本城岳と呼んでいます

 

だれも通る事のない遊歩道からスタート

蜘蛛の巣が鬱陶しい

 

のどかな登山道をゆっくり登る

 

沢では、ニョロ君が姿を現した

 

弁当岩にてお昼ご飯

 

お昼時なのに、今日は珍しく誰もいない

 

岩場には、この山系おなじみのウンゼンマンネングサが自生しています

 

風景を見ながら、豪華コンビニ弁当をありがたくいただく

 

本城岳へはあと一登り

本城岩を通過

 

黒髪山が正面にそびえる

 

本城岳(前黒髪)に到着

 

ここから登山道を外れ、岩場へ立ち寄る

 

なかなか良い展望の岩場なのです

 

今日は気合を入れて、ヒノキバヤドリギの花をきれいに撮影してみよう

 

花径は1mmもないじゃないかな?

DX機に90mmマクロで、換算135mm

ちょっとした手ブレで、モニターに表示された画像が大きく揺らぐ

ボツ写真の山を築いてしまったが、1枚だけまともに撮影できた

 

こんなに苦労して撮影する程の花か?

 

これにはビックリした😲

 

樹高15cm程しかない、超矮性のシャシャンボ

 

こんなに小さな株に、沢山の花、蕾が付いていたのです

こんな事ってあるんだろうか

盆栽の世界ですね!

 

帰りは別ルートで下山

 

さて、今日鑑賞したお花です

 

ヒロハコンロンカ

 

南方系の植物で、そう簡単には見ることのできない植物

 

黒髪山系ではお馴染みなのですが

 

花の周りの白いものは、巨大化した萼

花より萼の方が目立ちます

 

ミヤマトベラ

 

近寄ってみると、白くて可愛い花なのです

 

これは良くわからない樹木

掲示板でお尋ねすると、ヤマヒハツだそうです

 

ヒハツとは沖縄の方言でコショウを意味するようです

この株は、長さ50cm程しかありませんが、本来3~5mの樹木だそうです

 

トウダイグサ科で、南方系の植物

 

雌雄異株だそうで、これは雄花

 

ムギランの気根が空中に伸びていた

 

金網にオオカモメヅルがつるを伸ばしていた

 

小さくて、目立たない花を咲かせるので、なかなか発見できない

 

ハナゼキショウ

 

盗掘が激しいので、自生地保護の為クローズアップした画像しか掲載しません

 

帰りにタシロランの自生地に立ち寄る

 

先週訪れた自生地より開花が遅く、まだ咲き始め

 

明るい場所の株は、結構咲き進んでいた

 

ついでに、シロシャクジョウの自生地を再訪

シャクジョウソウの間違いでした

 

なかなか良い色合い

 

普通の人は、こんな植物に関心を示さないでしょうね

 

久しぶりにお天気のトレッキングで気持ちよかった(^O^)/