今日は、買い物のついでに、コキンバイザサが自生する林縁にちょっと立ち寄ってみました
そしたら、下唇に斑のないコバノタツナミを発見(^^♪
コキンバイザサは、3株花をつけていた
直射日光が激しいので、ディフューザーを取り出して、光をコントロール
まだ5月だというのに、太陽の光が痛いほどに強い
傍らにコナスビの花が咲いていたので、ついでにパチリ
あたりをうろついてみると、おかしなコバノタツナミに遭遇
下唇に紫色の斑がなく、のっぺらぼうで、ホクリクタツナミソウのような風貌
いつものように、勝手に命名
その名は、ホクリクタツナミソウモドキ(コウ命名)
ホクリクタツナミソウは、コバノタツナミと形態的に類似するが、コバノタツナミは葉と小堅果が小さく、花冠下唇中央に大きな紫点があるという点で区別される
主な分布域は、本州の日本海側(富山県~島根県)で、山地に生育する
染色体数は 2n=26 (Naruhashi et al. 2004)
コバノタツナミの染色体数も、同様に2n=26であるが、ホクリクタツナミソウとは核型が異なっており、ホクリクタツナミソウは非均等勾配型、コバノタツナミは均等勾配型と表現されている
ホクリクタツナミソウの葉は、長さ20~25mm、幅15~25mm、縁には粗い鋸歯を10~12有する
わたしが観察した個体の葉は、それより小さなもので、やはりコバノタツナミに間違いないと思われる
このように斑のない個性的なコバノタツナミには初めて遭遇した
終わり('ω')ノ