7月に見つけた野草の花
モッコク(木斛)
Ternstroemia gymnanthera (Wight et Arn.) Bedd.
モッコク科 モッコク属
花 期 : 6~7月
生育地 : 暖地の海岸
分 布 : 本州(千葉県以西)~九州、南西諸島
RL指定 : なし
撮影 7月 大分県
モッコクの樹高はせいぜい15m程であるが、中には、樹高100m以上の樹木もある
そんな高木はどんな仕組みで、水を吸い上げているのか?
その原動力は、主に蒸散と根圧と言われている
葉が気孔を開くことで水が蒸発し、葉の水分が失われると、葉の細胞液の濃度が他の部位より高くなり、浸透圧が発生
葉の細胞液濃度を薄めようと、周辺から水を吸収する
その浸透圧は、普通1MPa程度という事なので、大気圧の実に10倍に上る
ちなみに、モッコクのように小さな樹木でも、1日に100ℓ以上の水分を蒸散させる事があるようだ
一方、根の根毛は、細胞内に有機、無機物質を多く取り込み、土壌より高濃度で、浸透圧が発生する
結果土壌から根に水が流入し、細胞の膨圧により押し出された水は、毛細管現象により、根の中心の木部にある道管を通り、上方へ運ばれる
なお、この根圧は、0.1~0.3MPaを発生するとの事
水は凝集力により、植物の体内で途切れる事なくつながっており、浸透圧、膨圧、毛細管現象により100m以上の高さまで水を運ぶ事ができるのだ
引用要約)トレンドピックアップ
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