ワインとおしゃべり、時々 恋──
それが女たちの読書会。
原題 THE JANE AUSTEN BOOK CLUB
製作年度 2007年
上映時間 105分
原作 カレン・ジョイ・ファウラー 『ジェイン・オースティンの読書会』(白水社刊)
監督 ロビン・スウィコード
音楽 アーロン・ジグマン
出演 キャシー・ベイカー マリア・ベロ/エミリー・ブラント/エイミー・ブレネマン/ヒュー・ダンシー/マギー・グレイス/リン・レッドグレーヴ/ジミー・スミッツ
全米の女性たちの間で一大ブームとなっている“読書会”をモチーフに、全米ベストセラーを映画化したコメディ・ドラマ。監督は「若草物語」「SAYURI」などの脚本で知られるロビン・スウィコード。これが初監督作。
最愛の犬を亡くしたブリーダーのジョスリン(マリア・ベロ)を元気づけるために、親友のバーナデット(キャシー・ベイカー)が提案したのは“人生の解毒剤”といって愛読するジェイン・オースティンの小説を論じる読書会。恋に踏み込めない独身主義のジョスリン、夫との価値観の違いに悩むプルーディ(エミリー・ブラント)など、実は会のメンバーたちは複雑な悩みを抱えていた。(シネマトゥデイ)
元々が単細胞なので、群像劇とか、やたら主要登場人物が多かったりするのは苦手なのだけれど
これは好かった!
ちょっと私的には馴染みのない女優陣もいたりして、役の名前を覚えたりするのに苦労しましたが(笑)
誰にでも覚えがある対人マシーン(自動販売機・券売機・スポーツ機器)との悪戦苦闘するプロローグの
キャスト紹介も楽しく、いい感じに入っていける
離婚歴6回を誇るバーナデットは、愛犬を亡くして葬儀を出すジョスリンの親友。
共に“オースティンは、人生最高の解毒剤”というところから、バーナテッドが読書会を思いつくが
ジェイン・オースティンの6作品に6人のメンバーが必要で、
たまたま出掛けたオースティン映画祭で、趣味の合わない夫に不満をもつフランス語教師のプルーディーを誘う。
そして葬儀に来ていたもう一人の親友シルヴィアは突如夫から寝耳に水の離婚を言い渡され、
当初慰められるはずだったジョスリンは、知り合ったばかりのSF好きの青年グリッグ(ヒュー・ダンシー)を
シルヴィアの相手にと誘い、
同性愛を公言するシルヴィアの娘アレグラも引き入れ、ようやくスタートする
2月-『エマ』主人公は人を紹介し結びつけるのが好き・・・担当はジョスリン
1回目はジョスリンの家で行われたが、その昔夫を紹介したのは親友ジョスリンだったことを思い出し心が乱れるシルヴィア。
ぅ~~ん、あなたがエマよっ!ジョスリン。
3月-『マンスフィールド・パーク』主人公は耐え忍ぶ女・・・シルヴィア。。。
4月-『ノーサンガー・アビー』本が大好きな普通の女の子が華やかな世界に飛びこんで・・担当はグリッグ
5月-『自負と偏見』知的で勝気な主人公が自己の偏見に気付くまで・・図書館のディナー会担当バーナデット
6月-『分別と多感』性格が正反対の姉妹の話・・・担当はアレグラ
7月-『説得』破談した婚約者同士が誤解を解いていく物語 担当はプルーディ
物語の舞台に描かれるイギリスの海岸町にちなんで海岸で行われる。
グリッグは女連れで現れ、さらにシルヴィアの元夫ダニエルも現れ・・・
オースチンの6冊の本の主人公が奇しくも担当する人物の人生や悩みと重なっていたり、
本の中のシーンと似たようなシチュエーションがあったり、
だけどもちろん読んで無くてもちゃんと楽しめます
社交的で、気配りの行き届いたバーナデットはお友達に欲しいタイプ
自分の事よりいつも友人を優先してきたジョスリンに、一番肩入れしてしまったわ
そしてそして!「いつか眠りに~」ではシスコンで情けなくも可哀想でもあったヒュー・ダンシー♪
やっぱりちょっとシスコン(爆)でも素敵~
屈折した我が儘娘で、大人になりきれない浮ついたプルーディ役のエミリー
時が彼女を強くし、美しくしたのかシルヴィアと娘アレグラ
本を語りながら、いつしか自分を曝け出していくメンバーに、最後オースチンから
愛することを学ぶという習慣こそが、大切なのです。―
それが女たちの読書会。
原題 THE JANE AUSTEN BOOK CLUB
製作年度 2007年
上映時間 105分
原作 カレン・ジョイ・ファウラー 『ジェイン・オースティンの読書会』(白水社刊)
監督 ロビン・スウィコード
音楽 アーロン・ジグマン
出演 キャシー・ベイカー マリア・ベロ/エミリー・ブラント/エイミー・ブレネマン/ヒュー・ダンシー/マギー・グレイス/リン・レッドグレーヴ/ジミー・スミッツ
全米の女性たちの間で一大ブームとなっている“読書会”をモチーフに、全米ベストセラーを映画化したコメディ・ドラマ。監督は「若草物語」「SAYURI」などの脚本で知られるロビン・スウィコード。これが初監督作。
最愛の犬を亡くしたブリーダーのジョスリン(マリア・ベロ)を元気づけるために、親友のバーナデット(キャシー・ベイカー)が提案したのは“人生の解毒剤”といって愛読するジェイン・オースティンの小説を論じる読書会。恋に踏み込めない独身主義のジョスリン、夫との価値観の違いに悩むプルーディ(エミリー・ブラント)など、実は会のメンバーたちは複雑な悩みを抱えていた。(シネマトゥデイ)
元々が単細胞なので、群像劇とか、やたら主要登場人物が多かったりするのは苦手なのだけれど
これは好かった!
ちょっと私的には馴染みのない女優陣もいたりして、役の名前を覚えたりするのに苦労しましたが(笑)
誰にでも覚えがある対人マシーン(自動販売機・券売機・スポーツ機器)との悪戦苦闘するプロローグの
キャスト紹介も楽しく、いい感じに入っていける
離婚歴6回を誇るバーナデットは、愛犬を亡くして葬儀を出すジョスリンの親友。
共に“オースティンは、人生最高の解毒剤”というところから、バーナテッドが読書会を思いつくが
ジェイン・オースティンの6作品に6人のメンバーが必要で、
たまたま出掛けたオースティン映画祭で、趣味の合わない夫に不満をもつフランス語教師のプルーディーを誘う。
そして葬儀に来ていたもう一人の親友シルヴィアは突如夫から寝耳に水の離婚を言い渡され、
当初慰められるはずだったジョスリンは、知り合ったばかりのSF好きの青年グリッグ(ヒュー・ダンシー)を
シルヴィアの相手にと誘い、
同性愛を公言するシルヴィアの娘アレグラも引き入れ、ようやくスタートする
2月-『エマ』主人公は人を紹介し結びつけるのが好き・・・担当はジョスリン
1回目はジョスリンの家で行われたが、その昔夫を紹介したのは親友ジョスリンだったことを思い出し心が乱れるシルヴィア。
ぅ~~ん、あなたがエマよっ!ジョスリン。
3月-『マンスフィールド・パーク』主人公は耐え忍ぶ女・・・シルヴィア。。。
4月-『ノーサンガー・アビー』本が大好きな普通の女の子が華やかな世界に飛びこんで・・担当はグリッグ
5月-『自負と偏見』知的で勝気な主人公が自己の偏見に気付くまで・・図書館のディナー会担当バーナデット
6月-『分別と多感』性格が正反対の姉妹の話・・・担当はアレグラ
7月-『説得』破談した婚約者同士が誤解を解いていく物語 担当はプルーディ
物語の舞台に描かれるイギリスの海岸町にちなんで海岸で行われる。
グリッグは女連れで現れ、さらにシルヴィアの元夫ダニエルも現れ・・・
オースチンの6冊の本の主人公が奇しくも担当する人物の人生や悩みと重なっていたり、
本の中のシーンと似たようなシチュエーションがあったり、
だけどもちろん読んで無くてもちゃんと楽しめます
社交的で、気配りの行き届いたバーナデットはお友達に欲しいタイプ
自分の事よりいつも友人を優先してきたジョスリンに、一番肩入れしてしまったわ
そしてそして!「いつか眠りに~」ではシスコンで情けなくも可哀想でもあったヒュー・ダンシー♪
やっぱりちょっとシスコン(爆)でも素敵~
屈折した我が儘娘で、大人になりきれない浮ついたプルーディ役のエミリー
時が彼女を強くし、美しくしたのかシルヴィアと娘アレグラ
本を語りながら、いつしか自分を曝け出していくメンバーに、最後オースチンから
愛することを学ぶという習慣こそが、大切なのです。―