to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

誰かが私にキスをした

2010-04-03 17:44:29 | the cinema (タ行)
原題 MEMOIRS OF A TEENAGE AMNESIAC
製作年度 2010年
製作国・地域 日本
上映時間 124分
原作 ガブリエル・ゼヴィン『誰かが私にキスをした』(集英社文庫刊)『失くした記憶の物語』(理論社刊)
脚本 ガブリエル・ゼヴィン 
監督 ハンス・カノーザ
出演 堀北真希/松山ケンイチ/手越祐也/アントン・イェルチン/桐島かれん/渡部篤郎

階段から落ちて病院に運ばれたナオミ(堀北真希)は、過去4年間の記憶を失い、退院して復学するものの、すべてが初めての景色だった。混乱するナオミの前に、病院まで付き添ったユウジ(松山ケンイチ)、親友のミライ(手越祐也)、アメリカ人のエース(アントン・イェルチン)が現われ、微妙な四角関係が始まり……。

日本でも評価の高かった「カンバセジョーンズ」(未見)の脚本・監督コンビだということだったし、
何よりキャスティングされている松山ケンイチくんとイェルチンくんに惹かれて行ってきました。
が、良かったのはこの二人と渡部さんだけ。
私としては「めがね」以来の大ハズレな邦画(でいいんだよね?)となりました。

まず堀北真希ちゃんは、かなり英語は頑張っていたけど、演出もあるかもだけど表情から伝わってくるものがない。
セリフもそうだけど、情感が薄いコなんだなぁ、、とここでも思ってしまったし、
ミライ役、他にいなかったの?!ジャニでなければいくらでもいそうな気がするのにヒドすぎる。
メインのふたりがこうだからなのか、そもそも脚本自体もナオミの人物設定があやふやなのか、
彼女の変化(記憶を無くした後の)を周りが歓迎している描写があまり意味をなさないので、
あの結末だと、ナオミの意思がどこにあったのか解らない。それで恋と呼べるのか不思議な映画だった

以前恭子ちゃんが出演したドラマ「ハコイリムスメ!」で、灯(恭子ちゃん)にプロポーズする日に事故にあった徹郎(吉沢悠)が逆行性健忘症となり、
過去数年(2年?)の記憶が消えてしまい、
更にはその時期には性格が変わってしまうことも多いという事で、穏やかな青年だったテツロウが攻撃的になって灯を悲しませた。
事故後勉強についていけないなど、やはりその状況の心理描写にはこのドラマの方がかなり真実味がある。

トラウマを抱えるユウジ 
心の病を抱え、感情の起伏のあるユウジ・松ケンは凄くよかった
この中では結構出演シーンも多く、かなり松ケンの素敵を堪能できるも、
彼のトラウマのそもそもが語られていなくて、兄の死にユウジがどう絡んでいるのか最後まで不明。
エースに至ってはとてもテキトウな設定。。。何だったのか(爆)
演技的には申し分のないこの二人だけど、だからこそ、こんな作品に出て欲しくなかったかも。。。

シーンの繋ぎも唐突だったり、無理やり感があるし、
ラブストーリーというにはハガキ一枚で元鞘に収まる安直さが、いかにも軽い。浅い。
という事で、残念な作品でした。