to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

恭子ちゃんの白の女王

2010-04-29 05:47:03 | Heart pink
白の女王に扮して登場したんですね~
子供に言われて初めて知りました・・・直ぐにメールしてくれたらよかったのに~。でも間に合わなかったけど
恭子ちゃんの公式にも、アリスの公式にも告知されてなかったイベントの日程
そんなのナイよぅ~
見たかったですいいな~ご覧になれた方が激しく羨ましいぞ


MANTANWEB 写真特集
eiga.com
cinemacafe.net
ぴあ
産経新聞


・追記
「一歩間違えると妖怪っぽくなっちゃうので大変だった」ウイッグや衣装に関しての発言や
「今までの経験が全く役に立ってないのではないかと思うぐらい・・」吹替えについての謙虚な発言とか、
相変わらず可愛いです
画像クリックで会見動画 

てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~

2010-04-29 02:51:36 | the cinema (タ行)
愛は大きく。
夢はまっすぐ。

製作年度 2010年
上映時間 120分
原作 金城浩二
脚本 鈴木聡/林民夫
監督 李闘士男
主題歌 山下達郎『希望という名の光』
出演 岡村隆史/松雪泰子/吉沢悠/伊藤明賢/赤堀雅秋/児玉絹世/國村隼/長澤まさみ/渡部篤郎/原田美枝子

きれいなサンゴの海を子どもたちに見せてあげたいとの一心で、まったくの素人でありながら幾多の困難の末に世界初の養殖サンゴの移植・産卵という偉業を成し遂げた金城浩二さんの奇跡の実話をベースに描く夫婦の愛と絆の物語。
一度は沖縄を出たものの、美しい海が恋しくて戻ってきた金城健司(岡村隆史)は、周囲の反対を押し切り、幼なじみの由莉(松雪泰子)と結婚する。やがて、店の経営も軌道に乗り、子供にも恵まれるが、滅びゆく海に心を痛めていた健司は突然、事業を捨てサンゴに全てを賭けることを決意。環境と開発の板ばさみ、地元住民の反対、多額の借金、学界からのバッシング…数々の困難が健司を待ち受けるが、家族の支えを受け、彼はその明るい笑顔で乗り越え、その情熱で海と人々の心を変えようとする――。cinemacafe.net

ドラマ「ブラッディマンデイ」以来の,映画は「夕凪の街 桜の国」以来となる吉沢悠君の出演作なので楽しみにしていました。
知らないで行ったらきっと気づかないほどに、気のいい穏やかな役所の青年、好演していました♪

沖縄が舞台の映画やドラマは結構観てきたと思いますが、
中でもこの作品のキャストは沖縄言葉のイントネーションや、アクセント、独特のテンポに一番苦労されたのではないでしょうか?
公開間もなくということもあるでしょうが、中ぐらいのシアターはかなり混んでいて年齢も幅広かったのですが、
私を含めた観客も、そのと~~ってもゆっくりとしたセリフにまず戸惑い、やがてそれが"沖縄時間"という流れに嵌っていくのですが(笑)

              

「お金がなくても、海をピッカピカにする父ちゃんと、、、お金持ちの父ちゃん・・・」どっちがいい?
愛があって、夢がある―…
愛の上に夢がある…―。

実際の金城さんは、岡村さんよりかなりたくましい感じの方ですが、現実にはもっと大変だったことが想像できます。
信念に突き動かされ夢を追い求めて苦労する彼を取り巻く人々に、その純粋さが伝わり支ええていく過程も、
土地開発の利権が絡む時、必ず誰でも直面する問題もかなりリアルだし、
何より私利私欲の夢ではないことに全てをかける男の姿を、世間はどうみてどう接してきたか、
実話でありまだ最近の、しかし、長く続いていかなければならない闘いだと言うことがちゃんと伝わる作品でした。

「偉人伝」でもなく、環境保護の押し付けもない、一人の男の闘いと家族の物語として描かれているのがいい。
でも、サンゴ礁に護られるたくさんのニモたちや、
その時を待っていたはずの地元の保(吉沢悠)さえ観たことがなかった珊瑚の産卵の美しさは、
やはり大スクリーンで見るべき神秘、奇跡のような美しさです。

李闘士男監督とは「デトロイト・メタル/シティ」つながりの松雪さんも良かったし、
音楽はcobaさんだったんですね~。最後でようやく気がつきました。
最近ではフィギュアスケートの高橋大輔選手のあのかっこいいショートプログラムEyeでおなじみだけど、私的には1999年のkinkiのドラマ「君といた未来のために」の音楽で知った方。
優しい中にも切なさを奏でるメロディーがマッチしてます

gooブログを開設してしばらくして"gooホームPUROJECT"(サンゴを守る活動)を知りましたが、
これがこの作品の主人公の金城さんの呼びかけに賛同するプロジェクトだったとは、映画を観るまで思い出しませんでした。
地球の酸素供給の約7割を担っている海の中で起きているサンゴ礁の破壊。
「昔はもっと海は汚かったんだよ~と、言えるように」という言葉に、失ってきたものを思い出さずにはいられない、
子供の頃遊んだ清流や、蛍の里が過ぎりました。

家族で楽しんでご覧になれる作品だと思います