医療費の方は健康保険限度額適用認定証を交付されていたから想定内。
高いのは個室料。
過去何度か入院して大部屋はしんどかったから(周りの方の病状がわかってしまったり、病気の程度の軽い患者が同室の皆の食器
を下膳したり)ので、個室を希望したのである。
どんな小さなユニットであっても必ず人間関係が生じる。気を遣う性格の私はそれだけで疲れてしまう。病気なのに
人づきあいが嫌いな訳ではありません。
ただ、病気の時は人に煩わせることなく療養したいのが本音。
入院用物品として揃えた物もかなり無駄が出た。
娘にあんまり世話かけたくなかったから、面会はいいよ~って、下着なんて入院日数プラス1日分持って行った。
ランドリーがあるのは知っていたが、果たして自力で洗濯など出来るか読めなかったので。結果、洗濯出来たわ。タオルと病衣は
病院のレンタルで、これも助かった。
やたら持ち込んだけれど、病院の売店にも色々売っていたし‥。
まっ、実際経験してみないと分からなかったことではありました。
入院準備にもうひとつ大事なことがありました。
手術中の万が一のことを考え、リビング・ウイルの書類を整えて手術前に娘に託したり、エンディング・ノートを見直したり。
今後私の余命は神のみぞ知るですが、娘たちが困らないよう準備しておく必要があります。
成年後見人だって必要な時期が来るかもしれません。
夫は突然逝って、本当に私大変な思いをしました。だから、娘たちには色々な手続きがスムーズにいくようにしておかなければ。
「パパがねぇ、ばあばがいなくなったらこの家欲しいって言っているよ~、だから言ってやったの。パパには権利ないよって。」
確かに‥‥。でも、何だか可笑しくなってしまった。
娘婿とは気心が知れている。純粋にこの家の良さを認めてくれているからこその発言で。
家族皆、この家が気に入っているのだ。