48年間、手にすることがなかった結婚式の資料やご祝儀袋などを処分した。
当時私の周りの若者たちは会費制の人前結婚式が主流で、新郎新婦の友人たちが実行委員会を作って、全てを取り仕切ったものだ。
私たちもそのようにしてもらった。
当時の資料がそのまま残っていた。
手書きの会議のレジメだったり、式当日のスケジュールや席次表。
招待状やプログラムまで手作り。
参列者名簿には当時の勤務先の懐かしい方々の名前が並び、皆さんの顔が思い浮かぶ(忘れないものですねぇ)。
「委員の皆さん、もう少しです。大変ですが頑張りましょう」と書いてあるレジメもあって、みんな仕事しながらの準備はさぞ大変だったろうと思う。
時は流れ、資料や祝電を見ながら過ぎ去りし日を懐かしむ夫ももういない。
私には大切な思い出だけれど、私亡きあと娘たちの手を煩わせたくないな…。
懐かしい皆様、本当に本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
心の中でお礼を言って、処分させてもらった。
祝電の一部。
結婚式の録音テープ。
テープデッキがないので、一度も聞いたことはない。
おそらく今後も聞くことはないだろう。
何故かアナログレコードが2枚あった。
結婚式とは関係なく、とりあえずしまっておいたのだろう。
右のレコードは夫のものらしい。
ZAGER & EVANSの 「IN THE YEAR 2525 (西暦2525年 )」とある。
夫の青春時代のお気に入りの曲だったのかしら?
私は聞いたことがなかったので、you tubeで探したら楽曲があった。
娘たちにもラインで教えてあげた。
長女はスルー、次女は「後で聴いてみるー」と、返って来た
いつものパターンである。