先日知人と話していて今年度から年金が下がった話になった。
知人曰く、
「あるものでやるしかないよ。
だけどね、年取ったらそんなにお金いらないよ。
食べる物なんて、そもそも年寄りはそんなに食べないし。
家が維持できて、病気の時の医療費がちょっとあればさ。
あと葬式代。」
知人は高齢ながら今も現役で働いている。それも凄いことだけれど。
独居で、仕事をする傍ら家庭菜園で野菜を育てている。
淡々と語りつつも今の生活に満足していることがうかがえる。
確かに…
“あるもの”の範囲で暮らす…上を見たらキリがない。
人と比べてないものを数えるから“不幸せ”になっちゃうんだよね。
あるものって言えば…
ハーブを植木鉢で育てているが、時々ペパーミントが収穫できる。
摘み取ってミントテイーにする。
しょっちゅうではないが、あるものをある時だけ。
何だかちょっぴり贅沢な気持ちになる。
隣は初めて採れたミニトマト。
え?たった1個。そう1個だけ。
散歩途中目にするヒルガオ。
実は我が家の庭にも生えて来る。
凄い繁殖力で放っておくと庭中を侵食しかねないので見つけると抜いている。
道端で咲いていると“可愛い”って思えるのに、我が家の庭にあるとつい抜いてしまう矛盾