風と光と空の詩(うた)

~色々あるけれど、人生はケ・セラ・セラ~

天に召されて25年目の夏

2019年08月12日 | 日記

夫の急逝から25回目のお盆が来る。

若さをあげると言われてもあの頃には戻りたくない。

それほどに衝撃的な出来事だった。

当日まで働いて帰って来てその日の夜中に急に亡くなるなんて誰が想像したろう。

…仏壇を掃除していたら、彼の眼鏡や運転免許証、車の鍵が出て来た。

急に帰って来て仕事に行くのに困らないようにって仏壇にしまったまま24年が経ったのだ。

今思えばおかしいんだけど。

お葬式もしたんだけど、いつかひょっこり帰って来るような気がして。

「幽霊でもいいから、会いたいね」って娘達と泣いた。

一日一日諦めて、諦めて。

前を向けるようになったのはいつからだっただろう。

 

辛いことや悲しい事があると夫が知らずに済んで良かったと思い、

嬉しい事があると夫がいたら良かったのにと思ったり。

夫の介護しなくて済むわー、なんて罰当たりの事を思ったり

諸々の思いを抱えつつ、それでもやっぱり生きていて

欲しかったな。

彼は夫であり、価値観の合う最良の友だった。

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私のがんは見つかりにくい場所にあった

2019年08月11日 | 日記
室井佑月さんが乳がんで手術。
上皇后陛下も乳がんとのこと。

乳癌の場合、いわゆる癌が出来やすい場所があるんだけど。
私の場合は発症率5~6%の場所。
ドクターも最初は分からなかった位。
私自身が「出来やすい場所」に惑わされてしまった感あり。
ひょんな事から癌が見つかり、手術して三年め。
手術室で看護師さんがしっかりと手を握ってくれている‥思っているうち麻酔がかかり、目が覚めたら手術が終わっていた。
痛みはさほどではなく、手術当日水分だけでほぼ食べていないのに翌日の朝から普通の食事が出て来て驚き😅 
乳癌は早期発見で治癒できる病気。検診が大切だって痛感している。
私は脳や消化器、肺は定期的に検査していたが、乳癌検診だけが抜けていた。
判明した時はすでに筋肉に浸潤していたのでステージは悪い。
でも、毎日幸せに暮らしている(愚痴も多いけれど)。










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手術の侵襲によってうつ病を発症

2019年08月03日 | 健康・病気
名倉潤さんが休養なさるとのこと。
辛かったでしょうね。
ゆっくり休んで頂きたいと思います。

手術って心身への侵襲が大きいのです。
私も経験者なので良くわかります。
うつ病にはならなかったけれど、術後様々な症状に悩まされました。
今も絶賛闘病中で、薬の副作用と闘う日々。
正直、心折れる日もあるけれど。
でも、生きているからには楽しい事を考え、やりたいことをやろうって思っているのです。

       
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