2週連続、週末は札幌に行きました。
観たい公演や聴きたい講演があって、
私、頑張ってるから行っちゃおう!と
特に根拠のない言い訳を自分と家族にして行って来ました
札幌行きのメインは1月21日の北翔大学ポルトの市民講座(講座G)
多世代共創社会の実現のために~子ども支援における支援者のあり方を考える~
次男がパネリストとして出るというので行きたくなったのですが、
若者皆さんのお話も田中先生の講演も、
垣間見られる企画者飯田先生のお人柄も、素晴らしく温かい空間でした。
以下企画者の飯田昭人先生の企画趣旨より。
『このたび、第1部では、若き世代の人達に、自分たちの経験を切り売りしていただくのではなく、
いろいろな経験をされてきた中で考えてきたこと、困ったことなどを率直に語っていただきたいと思います。
子ども支援に携わっている方は、ぜひ彼たち彼女たちのお話から、ご自身の実践の参考にしていただきたく存じます。
5人の皆さんは人間的にも魅力的で、さらに若い世代を応援したくなると思います。
第2部では、田中康雄先生にお話をしていただきます。
医師でありながらも、その実践は、医師のみのお仕事にとらわれない、心理士であり、
ソーシャルワーカーのようでもあり、教師のような実践もあり、そういう田中先生より
これまでの臨床実践を語っていただきます。
きっと田中先生のお話をお聴きいただくと、皆様の中に、「まだまだすべきことがある」
「こんな自分ではまだまだだ」という気づきが生じるのではないかと思います。』
初めのあいさつで、若者たちに体験談や今考えてる事を自由な感じで話をしてもらう前に
『責任は全て私に。』と言い切る企画者の飯田先生はカッコいいと思いました。
こんな風にどんと構えて後ろから見守る人が居てくれると若者は安心して自由に話せるなあと思いました。
田中康雄先生の講演は初めてでとても楽しみにしていたのですが、やっぱり面白かったです。
会場を一気に話し手に集中させて、テンポも音量も滑舌も素晴らしく聴きやすい。
(このあたり、演劇好きの見方です・・・)
と思ったら落語好きなのですね~
そしてフランクで偉そうじゃなくて、話の内容は面白い!
予約の取れないクリニックで有名なのも納得でした。
個人的に特に心に残ったこと。
様々なボランティア活動をされている大学1年生の方が専門性を身につけることで
知識に引っ張られたくないと、あえてIT関係の大学に進んだ。
という発言を受けて
田中先生が「医大生は入学時と卒業時では入学時の方がケアに関して関心が高い」と話されていたこと。
私、長年親の会に通いつつ、何の専門性も肩書も資格もない私が、続ける意味はないのではないかと
ゆらゆら揺れながら活動を続けていました。
今回のお話を聞いて子ども支援以外でも、
何の専門性もないから出来ることがあるのかもしれないと思い直せました。
会場からの質問で「自分が辛かったであろう体験を思い出すような活動をなぜするのか」
の答えに若者たちが、体験はきっかけ、今の活動は楽しいから。と。
私もそうかなあ。
今回も不登校関係で知り合った方々に出会えておしゃべりできて、楽しかったもの。
いつも時間切れでバタバタ帰るのだけれど、楽しいからまた行きたくなるのです。
あーーー刺激受けた。楽しかった
みなさん、ありがとう。
よし。
お仕事と親の会、また頑張るよ