インドの仮想敵国は、2国あります。長いこと、国境紛争も抱えています。中国とパキスタンです。
それ以外の国とは、出来るだけ良い関係を持とうとするのがインド外交の特徴です。
西側に深く関与するわけでもなく、インド主体の勢力を築こうともしません。しかし、外国と関係を深めていこうという姿勢は、はっきりしています。
インドの国益にかなう場合は、より深く関与しそうでない場合も関係を悪化させることは、避けます。
ロシアに対する態度を見ると、良く分かります。
インドは、ロシア製の武器の大口の顧客です。
それ以外は、フランスやイスラエルなどが武器の調達先です。アメリカの武器は、購入していません。
そして、今回ロシア原油の輸入量を大幅に増やしました。
理由は、価格が格安だからです。
つまり、ロシアは中国とインドに原油を販売し原油の輸出量に関しては、ほとんど影響を受けていません。
輸出のコストが増えた分が、ロシアの減収です。
そして、湾岸諸国のインド向けの部分がヨーロッパに回りました。
ただし、ロシアのウクライナ軍事侵略に賛成したり支持しているわけでもありません。ロシアの大統領に・
「戦争は、止めるべきだ」と進言したようです。
印首相、戦争の終結呼び掛け G20議長国就任に合わせ
2022年12月1日 23:34 発信地:ニューデリー/インド [ インド アジア・オセアニア ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3441503?cx_part=related_yahoo
印首相「世界のガバナンスは破綻」 G20外相会合
2023年3月2日 15:37 発信地:ニューデリー/インド [ インド アジア・オセアニア ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3453695?cx_part=top_topstory&cx_position=1
今回のG20でのインドの首相の発言に、インド外交の特徴が表れていると思います。
言っていることは、非常に簡単です。
解決が直ぐに出来ないことは、わきに置いて・
解決できる問題を解決しよう・
と、言うことです。
もう一つ言っていることは。
記事から引用>
モディ氏は実質討議開始に当たり、録画撮りされた演説で「今日、多国間主義が危機にひんしていることをわれわれは認めなければならない」と指摘。「金融危機、気候変動、パンデミック(感染症の世界的な大流行)、テロ、戦争など過去数年間の経験を振り返れば、世界のガバナンスが破綻しているのは明らかだ」と語った。
<引用終わり
簡単に言うと、「もう少し冷静になって合理的に考えようじゃないか」と言うことです。
ロシアのウクライナ軍事侵略は、極悪非道と言うしかありません。でも、世界にはそんなのは沢山あります。
ウクライナだけ特別で、他は無視して良いのか?
と言う、批判も込められています。
クアッドでなく「I2U2」、トルコ救援に動いたインドの狙い
2023年2月27日(月)15時33分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/02/post-100963.php
別にインドが、クアッドを軽視しているわけではありません。クアッドから西の安全保障をインドは、考えているということです。
驚くことに、イランとすら関係を保っています。
湾岸諸国=産油国とは、当然良い関係を維持しています。
イスラエルも関係があります。エジプトとも良い関係を築こうとしています。
対外膨張主義を取らず、全ての国との関係を悪くしないところにインド外交の特徴があります。それは、中国の対外膨張政策とは、正反対です。アメリカやロシアの覇権主義とも違います。インドの地理的な環境を考えるなら、インドがインド洋から西を志向するのは、当然でしょう。それを、戦争や軍事力ではなくソフト・パワーで行うのが、インドの外交的特徴と言えると思います。
そこから日本が学ぶべきことは、韓国と台湾そして南アジア諸国との関係を深め、大切にしなければならないと言うことだと思います。インドに学ぶなら、ロシアとすら徹底的な対立は、避けるべきであることになります。
ウクライナ紛争は、ヨーロッパの紛争でありウクライナへの援助は、西側の一員として当然必要だと思います。もっと、ウクライナ難民の受け入れもするべきだと思います。しかし、それ以上の加担はするべきではないと言うことをインドは、示しているような気がします。
元はと言えば、欧米がロシアの資源とエネルギーと金に群がり、ロシアの横暴を見ないふりをしたのが、ウクライナ紛争の原因です。その原因を、作りだした連中が「尻ぬぐいしろ!」とも言えるわけです。
ロシアの資源やエネルギー、腐りきったロシアマネーに群がった欧米諸国の所業は、あさましくも見苦しいものであった事は、事実です。
2023年3月2日 14:03
これは、よろしくないのではないかと思います。
米連邦捜査局(FBI)のレイ長官によれば・
「中国・武漢の研究所から流出した可能性が高い」
米エネルギー省によれば・
「確信度は低い」としながらも、同様の立場を示した
FBI長官、新型コロナの「研究所流出説」に言及
2023.03.01 Wed posted at 16:46 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35200696.html
新型コロナの研究所流出説、米情報機関内では少数派の見解 情報筋
2023.02.28 Tue posted at 13:52 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35200614.html
「依然として米情報機関内での少数派の見解」
コロナウイルスが中国・武漢の研究所から流出した可能性については、以前から言われています。
しかし、それを示す資料や証拠は今のところ提示されていません。
アメリカの政府機関が、それぞれ勝手に自分たちの内輪の認識を、コメントしています。アメリカ政府としての公式見解では、ありません。
しかし、米連邦捜査局(FBI)のレイ長官がコメントしてしまえば、話に「尾ひれ」が付いて広がるのは、分かり切っています。
そうでなくても、中国・武漢の研究所付近に大爆発の後を加工した衛星写真を作成して、フェイクニュースを流しているのがいました。また、そういうことをやるのが出てくるでしょう。このようにして、フェイクニュースが拡散して、やがては何が本当なのか分からなくなります。
人によっては、FBIの長官の発言を信じるでしょう。
中国政府にコロナウイルスの責任を押し付けるつもりなのかもしれません。反中国感情を煽るには、格好のネタではあります。
しかし、アメリカがそれをやったら、ロシアと同じです。
意図的に反中国感情を、煽っているとしか思えません。
しかし、情報は正確であるべきであって、不確実な情報を流すのは、良くないと思います。結局、アメリカ政府の信用を落とすだけです。
やっぱりね・・
と、思われるでしょう。
中国やロシアとおんなじか・・
アメリカがそうは、なって欲しくないですね?
☆NHK NEWS WEB
新型コロナ発生源“中国の研究所から流出の可能性高い”米報道
2023年2月28日 10時31分
大した調べもせずに、このようなニュースが流れたようです。NHKばかり見ている人が、これ読んだらどう受け止めます。
2023年3月2日 7:58
田舎の寄り合いのレベルですね。
やはり、国民がもっとしっかりしないといけないと思います。国民が、いい加減だから村の寄り合いレベルの国会議員だらけになるのでしょう。
国会議員のレベルが低いのは、その国の国民のレベルが低いからだと言われています。
林外相、G20欠席へ…参院予算委が審議出席要求
2023/03/01 07:47
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230228-OYT1T50335/
G20欠席した外相答弁53秒だけ、野党質問ゼロ…7時間超の審議の大半は閣僚席
2023/03/02 06:00
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230301-OYT1T50340/
外務大臣にG20を欠席して参院予算委への出席を要求したと言うことです。
参院予算委員会の決定を、どう思いますか?
記事から引用>
国会での予算審議の重要性は言うまでもない。とはいえ、予算委への閣僚出席を慣例で求めた与野党双方は「国会優先」と唱えるばかりで、外相の責務、優先課題を真剣に検討した形跡はうかがえない。予算委での答弁は副大臣や政務官でも対応可能だ。
首相や閣僚が過度に国会に拘束され、外交活動が制約される問題はかねて指摘されてきた。外務省幹部は「外交上、重大な損失になる」と危惧する。外交上の損失は、国益を損ねることを意味する。与野党と政府は今一度、国会審議のあり方を見つめ直す必要がある。(海谷道隆)
<引用終わり
外務大臣の職責は、日本外交を行うことです。
あるいは、日本外交を統括することです。
外務大臣の日程が、国会より優先するのは、当然のことです。
外国から見たら、日本は「バカだ!」と見えることは、間違いありません。今回のG20の欠席は、既に世界の笑いものでしょう。ホスト国のインドだって、日本に対する信頼を損なうでしょう。
インドは、安部元総理が何回も面会し話し合い、クアッドに参加してもらい安全保障の枠組みを作り出しました。そんな大切な相手です。
クアッドの肝は、インドが参加していることにあります。
クアッドの外務大臣の参加すら、決まっていませんでした。
余りにも、「バカ!」にすぎると思います。
与党もおかしい(バカ!のレベルが同じ)
外相がいなくて予算審議が出来ないと野党が言うなら、外相の外交日程が終わるまで、審議を止めればいいだけでしょう。本当に、「ここまで外交音痴か!」とあきれ果てました。
流石にほぼ全てもメデイアが、この問題を取り上げました。
その結果、「バカ!」の度合いのひどさに、やっと気が付いて、当初不明だった、クアッドには外務大臣の参加を認めることで与野党合意したんだそうです。
法律を作るべきですね。
「首相及び閣僚の日程(事前に決定している予定)は、国会審議に優先する」
バカばっかなんだから、将来またやるかもしれません。
法律で決めておけば、バカやりたくても出来ないでしょう。
これでは、日本の外交は成立ちません。
解散総選挙が、必要なんじゃないかと思います。
☆ちなみに、インド国内の反応
「信じられない決定」 林外相G20欠席に批判的―インド主要紙
2023年03月01日17時39分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023030100669&g=int
こういうことを、やっているんですよ。
誰か、それダメだと言う国会議員は、いなかったんでしょうか?
バカの極み!の理由が、分かるでしょう・・
まず、ボリス・ジョンソン元首相が、思いっきり煽り立ててほゞ強引にユーロ離脱を決めました。
その後、反ユーロ離脱派が巻き返しに出ているようです。
だから、あることないこと全部ユーロ離脱のせいにしている部分もあるようです。ニュースを見ていると、今にもイギリス人は餓死しそうな話も聞こえてきます。
それは、違うという人もいます。
コリン・ジョイス
「ブレグジットのせいでイギリス衰退」論にだまされるな
2023年03月01日(水)13時30分
https://www.newsweekjapan.jp/joyce/2023/03/post-269.php
この人は、かなり日本での生活が長く日本人や日本社会のことを、良く知っています。
日本人向けにイギリスの国内事情を、やや面白く書いた記事を投稿しています。だから、普通のメデイアの記事を読むより、イギリスの内輪のこととかお国柄が分かります。
人手不足の原因はブレグジットじゃない 地に足つかない若者たち
2023年02月17日(金)15時10分
https://www.newsweekjapan.jp/joyce/2023/02/post-267.php
これは、日本も同じですね。これほど人手不足なのに犯罪に軽い気持ちで手を染める若者は、結構います。あるいは、ちょっときつい職場では、外国人ばかりになりました。
それは、脇に置いて日本人の識者の解説。
EU離脱後の英国を「呪縛」から解放する「ウルトラC」? 勝負に出たスナク首相
2023年02月28日(火)18時37分
https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2023/02/euc_1.php
イギリスがEU離脱を急ぐために、EUと妥協した部分が北アイルランドの取り扱いです。
「島国の英国は北アイルランドとアイルランド間に唯一の陸続きの国境がある。3600人以上の犠牲者を出したプロテスタント系住民とカトリック系住民の北アイルランド紛争を再燃させないよう、英国がEUを離脱した後も北アイルランドとアイルランド間に「目に見える国境(ハードボーダー)」を復活させないことで英国、EU双方が合意した。
しかしEU離脱を急いだジョンソン氏は、北アイルランドが離脱後もEUのルールを受け入れることで妥協した。このため英国のルールに基づいて製造された食品をそのまま北アイルランドに運んで販売できない状況に陥った。スーパー、レストラン、卸売業者は500枚もの証明書が求められるようになった。」
つまり、このようないい加減な妥協をしたために
英国のグレートブリテン島とアイルランド島との間にある【アイリッシュ海】に税関が出来てしまいました。
北アイルランドは、イギリスの国内なのにその間に税関があるのは、誰が考えてもおかしいと言えます。
でも法律は法律ですから、これまで北アイルランドとイギリス本当の間では、膨大な税関手続きが必要でした。
「英国の欧州連合(EU)離脱の棘として残された北アイルランド議定書を「ウィンザー・フレームワーク」に改定することでリシ・スナク英首相と欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長が2月27日合意した。このあとチャールズ国王はウィンザー城でフォンデアライエン氏に謁見、議会採決を待たずに「国王裁可」を与える形を演出した。」
EU側にも妥協が必要な理由が発生しました。
ウクライナ紛争です。イギリスをしっかりとNATO側に引き寄せるためにです。
一方、イギリス側には、理解不能な国内問題を解決するメリットがあります。もし、ウクライナ紛争がなければ、EUは妥協しなかったでしょう。困るのは、イギリスであり冷たく傍観したと思います。
北アイルランド問題は、イギリスにとっても蒸し返したくは、ありません。うっかりすると、北アイルランドがアイルランドと合流してしまうかもしれません。
つまり、北アイルランドはアイルランドと陸続きです。
事実上、北アイルランド経由であればイギリス企業は、ほぼ税関なしでユーロと取引できる道が開けたと言えます。
要は、お互いあれこれ言わないで、ブレグジットを形骸化させようという合意です。
あいまいな合意の内容は、北アイルランド向けの商品などには関税をなくすと言うことです。だから、当然北アイルランドからイギリスに入ってくる商品なども関税は、必要ないことになります。
しかし、北アイルランドとアイルランドの間には、関税もないし、出来るだけ国境を意識しないようにしようという時代の流れもあります。
アイルランド経由なら、ほぼ関税なしにユーロからイギリスへ・イギリスからユーロへ商品などを流通させることが、多少の裏技を使えば出来るでしょう。
そうなれば?
イギリスの港湾業者が怒るに決まっています・
「なんで?アイルランドは良くて!こっちは、ダメなんだよ!」
イギリスの港湾労働者のストライキなんか、普通に起きると思います。
そうしたら?
「じゃあ、国民の反対が多いからイギリスの港湾もいいことにします。」
こうなりそうな気がします。
最初から、確信犯です。しかも、これは始まりです。
イギリスとユーロで合意事項が、一つできれば?
特別法でその合意の部分を、ブレグジットから除外します。これを繰り返していけば、ブレグジットの中身は、スカスカになるでしょう。
ブレグジットを強行したイギリス保守党は、これに逆らえません。もし、逆らって解散総選挙になれば、確実に労働党に大敗するからです。
労働党政権になれば、ブレグジットの見直しに動くのも確実です。
妥協の妥協を法律化してしまえば、事実上ブレグジットは形骸化し、保守党内のジョンソン氏一派は勢力を失っていくでしょう。そうなるとスナク首相の保守党内の権力基盤は強くなるという仕掛けです。
分かっていても逆らっても法案は、成立し解散総選挙の雰囲気が出てくれば、保守党は労働党に大敗・・
こうして、ブレグジット強硬推進派は、スナク首相の罠にかけられました。
その後、どうなるのかは知りませんがユーロの中にいた方が、イギリスにとってはメリットが多いと思います。
ビジネスマンのスナク首相には、それが良く分かっています。
イギリス国内では、まだブレグジット問題は継続中で全部、終わるには気の遠くなるような年月が必要でしょう。普通、止めようって気になると思います。
今なら、「出戻り」のハードルは低いです。
(税金=ユーロ加盟の分担金を払うから、全部なしにしてください・・)
平和なときなら、「出戻り」は・思いっきり!虐められると思います。
ロシア軍、東部に攻撃を集中 ウクライナ軍参謀本部
2023.02.28 Tue posted at 08:17 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35200589.html
現在、ロシア軍は増強した兵力を主に5方面に振り向けているようです。
北から順に
クピャンスク~ハルキウ州南東部
リマン~ドネツク州東北部
バフムート(アルチェモフスク)~ドネツク市北
アウディイウカ~ドネツク市のすぐ北
ブフレダール~ドネツク州南西
※ここは、攻撃失敗
ほぼ、ドネツク州の拠点を攻撃しています。
動員した兵力を考えると、各方面に3万~5万は配備できるでしょう。
当面の目標は、ドネツク州北部の拠点都市のクラマトルクスとスラビャンスクです。
リマンとバフムートは、その足掛かりとして必要です。
だから、今攻撃中です。
問題は、バフムートで去年の8月から攻撃されていますから、市街の破壊もひどいですし、多分ロシア軍も大兵力を集中していると思いますので、ウクライナ軍の消耗も激しいです。3方向から包囲されつつあり、仮に防衛戦を継続するとウクライナ軍の損害も大きなものになると思います。
既に後方の陣地は、完成して武器と兵力も配置済みだと思います。それは、バフムートとクラマトルクスの中間ぐらいの位置でしょう。
ウクライナ軍にとっては、大損害を出してまで防衛する価値は、もうないと思います。そこで戦っているウクライナ兵だって、去年の8月から戦いっぱなしの兵士も多いと思います。
ウクライナ陸軍の(最高)司令官が、2月26日に現地視察しています。東部方面軍司令官は解任されました。当然これまでの戦闘を評価されたためだと思います。
決めるのは、ウクライナ軍です。
大幅に兵員と武器を補給して、戦闘を継続するのか?
違う、選択をするのか?
どちらかです。
バフムートの他の前線は、攻撃は受けているものの今のところ、苦戦は伝えられていません。
アウディイウカなど、ドネツク州の州都ドネツク市の北10km位に位置しています。こんなところにウクライナ軍の軍事拠点があり、それを攻め落とせないのですからロシア軍が優勢とは言えません。
本来なら、何が何でも攻め落とさなければならない拠点です。ドネツク市の西に20kmも行くと、マリンカと言うウクライナ軍の拠点もあります。つまり、ウクライナ軍の反撃の準備が出来れば、いつでもドネツク市を攻撃できる体制にあります。
それらを放置して、バフムートばかりに戦力を集中して攻めまくるロシア軍の作戦計画は、かなりおかしいと思います。しかし、そうは言ってもウクライナ軍は現在、防御態勢にあり攻勢に出るのは、困難です。武器と砲弾の不足がその原因です。
ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/
ロシアのウクライナ軍事侵略は、旧ソ連から独立した中央アジアの国々にも、「明日は我が身」を思い知らせました。
これまでは、当然ロシアの影響下にありました。
そして、他の国がここに影響力を及ぼすことも難しいことでした。ロシアともめるに決まっているからです。
しかし、中央アジア諸国はロシアとの距離を置きたい考えです。公然と反旗は、翻せません。しかし、ロシア批判はしませんが、ロシアのウクライナ軍事侵略に賛成はしないという立場は、明確です。
そこで、当然ながら他の国が影響力を及ぼそうとします。
それは、トルコであり中国でありイランです。中国は、好かれていません。新疆ウイグル地区の問題があります。イスラム教徒にとっては、許しがたいことです。
トルコは、比較的中央アジア諸国に近い国です。
ほぼ親戚同士です。しかし、トルコにロシアほどの軍事力はありません。
トルコ、ロシアの隙突いて中央アジア諸国に接近
2022年11月12日 14:58 発信地:サマルカンド/ウズベキスタン [ ウズベキスタン トルコ 中東・北アフリカ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3433486?cx_part=related_yahoo
ワールド
2023年3月1日9:08 午前2時間前更新
米国務長官、中央アジア5カ国外相と会談 ロシアにらみ関係強化へ
https://jp.reuters.com/article/usa-blinken-central-asia-idJPKBN2V320P
米はカザフの主権を支持 ブリンケン国務長官
2023年2月28日 21:35 発信地:アスタナ/カザフスタン [ カザフスタン 米国 北米 ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3453403?cx_part=top_category&cx_position=5
これは、どちらが働きかけたというより双方の利害が一致したと言うことでしょう。
「ロシアからは、離れたい。しかし、あとの祟りが怖い。」
アメリカにしても、この地域に友好国を持つことは有益です。中国の影響力も限定的なものにしたい思惑もあります。カザフスタンは、資源やエネルギーが豊富です。
タジキスタンとの関係もあります。
去年だと思いますが、タジキスタンの軍事演習に中国もロシアも招かれませんでした。
アメリカだけが招かれて、アメリカ軍少数が参加していました。武器は、アフガンを撤退するときにタジキスタンにある程度、預けて撤退したようです。だから、人員だけ送ると参加できるというわけです。
一つ問題があり、例えばアメリカ軍を派遣する場合、ルートがないことです。
トルコ~アゼルバイジャン経由でも行けますが、これはトルコが嫌うでしょう。
そうすると、ジョージア~アゼルバイジャンのルートです。ジョージアは、民主主義政府を求めています。現在、ロシアがバックの傀儡独裁政権です。
当然、アメリカはジョージアへの関与を考えるでしょう。
アメリカ政府が考えているのは、イラン~ロシアのラインを遮断することです。地図を見て考えると、ウクライナ~黒海~ジョージア~アゼルバイジャン~カスピ海のルートになります。
ロシアがウクライナ侵略を開始する前は、こんなことは考えられませんでした。しかし、ロシア軍がウクライナで苦戦している今なら、色々なことが出来ます。
ロシアがウクライナに敗戦すれば、確実にジョージアで民主化革命が起きると思います。
中央アジア諸国は、アメリカの保護を求めています。
アメリカもまた、イラン・ロシアのラインを遮断するために、中央アジア諸国との友好関係が必要です。
それは、西から中国を牽制することにもなります。
ウクライナ~黒海~ジョージア~アゼルバイジャン~カスピ海のルートを確保したもの(アメリカ)が、優位に立てます。
ロシアの封じ込めにもなります。イランの浸透を防ぐことにもなります。中国の影響力を弱めることもできます。
ベラルーシのパルチザンがロシアの貴重な早期警戒管制機A-50を破壊、ウクライナを支援
Belarus Ramps Up Border Patrol After Saboteurs Destroy Rare Russian Plane
2023年2月28日(火)20時56分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/02/a-50_2.php
東欧圏では、パルチザンと表現し西欧圏ではレジスタンスと表現します。どちらも同じ意味です。武装地下反政府組織またはグループです。あるいは、ゲリラと言うのも大体同じです。
ベラルーシのパルチザンが、2月26日ロシアのベラルーシ内の空軍基地を攻撃しました。その時の記事では、ドローン数機による攻撃で、どの程度の成果があったのかは、不明でした。
しかし、判明したところでは獲物は、でかく「早期警戒管制機A-50」だったようです。
ロシア軍に9機しかないうちの1機ですから、成果は大きいです。これで、ベラルーシ領からの空の目をロシア軍は失ったことになります。地上のレーダーに比べると、警戒範囲の広さは広大です。
結果、ベラルーシはリトアニアとポーランド国境の国境警備を大幅に強化したようです。
ロシアと違い、ベラルーシ国民は民主化を望んでいます。
ベラルーシ大統領、警察にデモ鎮圧指示 武器の流入阻止も
2020年8月20日
https://www.bbc.com/japanese/53844595
ベラルーシで大規模抗議、厳重警備も10万人集結か 大統領は防弾チョッキ姿
2020年8月24日
https://www.bbc.com/japanese/53885094
そして、野党の指導者はリトアニアに亡命しています。
結局、この運動は警察力と軍隊により弾圧されました。
もちろん、背後にはロシアの軍事力があります。
ベラルーシの民主化を望む人々にとっては、ウクライナが勝利することが必要なのです。
そのため、去年のロシアのキーウ侵略では、ベラルーシ国鉄の労働者の軍用列車の運行妨害もありました。
ウクライナ軍に義勇兵として参加しているベラルーシ人もいます。
ロシアの軍事力により自由化や民主化を弾圧されている国では、ウクライナが勝利することは、自分たちの勝利を得ることにもなるのです。
ジョージアもそうです。
モルドバは、親ユーロ的な政権がありユーロ加盟候補国です。しかし、ロシアが親ユーロ政権の転覆のための謀略を行っています。
その他、中央アジアの旧ソ連から独立した国々もロシアの敗北を願っています。
「明日は我が身」の国々の警戒心を、一気に高めてしまいました。
バルト3国、ポーランド、チェコ、スロバキアは、NATO内軍事同盟ともいえる動きをしています。
長年、中立的な外交政策をとってきた、フィンランドとスウエーデンは、NATOに加盟するでしょう。あと、2か国が批准すればNATO加盟が決定します。
つまり、ロシアの勝利を望むのは、ロシア以外にいません。ロシア以外の周辺国は、全ての国々がウクライナ勝利のために協力し、あるいは団結しています。
少なくとも、ベラルーシのパルチザンは今後も活動を継続するでしょう。もう、平和的な手段で民主化を行うことが無理だと多くの人々が考えると、革命が起きます。ベラルーシの人々は、平和的な手段でそれを行うことを望んでいたと思います。今は、武力革命もやむを得ないと考えていると思います。
ロシア国内すら無事であるとは言えません。去年から、不審な火災や放火、爆発などは時々起きています。
ロシア首都近郊でドローン墜落、南部で2機撃墜 ロ側主張
2023年2月28日 22:30 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3453413?cx_part=top_topstory&cx_position=2
ウクライナが関与したと思われるケースでは、攻撃は軍事施設のみです。社会インフラは、ターゲットにしません。だから、モスクワ近郊の事件はロシア国内の勢力か、自作自演でしょう。
自作自演でない場合は、規模と被害が大きいです。
ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/
2023年2月28日 18:41
カロリーゼロの甘味料、心臓発作や脳卒中リスク増大と関係 米研究
2023.02.28 Tue posted at 14:43 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35200613.html
ぞっとしませんか?
私も長いこと、コーヒーのシュガーの代わりに使っていました。最近、買いに行くのが面倒なので、普通の砂糖にしました。私の場合、ステイック・シュガー2~3本が1日の砂糖の摂取量です。だから、気にする必要はないことに気が付き、止めました。
これは、通説ではありません。
研究結果論文として27日の科学誌ネイチャー・メディシンに発表された。
ですから、ほぼ最新の研究結果です。
今後は、その論文を多くの研究者が検討したり検証していくことになります。
簡単に内容を書くと・・
以下記事から引用>
研究の結果、糖尿病など心疾患の危険を伴う基礎疾患がある人は、血中のエリスリトール濃度が高い場合、心臓発作や脳卒中のリスクが2倍になることが分かった。
「エリスリトールの血中濃度の値が上位25%に入る人は、下位25%の人に比べ、心臓発作や脳卒中のリスクが約2倍に増大する」とヘイゼン氏は解説する。
・・・・
「我々は大きく関与しているらしい物質を発見した。だがそれが何なのかは分からなかった」とヘイゼン氏は言う。「やがて、それが甘味料のエリスリトールだったことが分かった」
・・・・
「しかしエリスリトールがあると、血小板がスーパー反応を引き起こす現象がみられた。たった10%の刺激で90%~100%の血栓ができる」(ヘイゼン氏)
「血栓や心疾患、脳卒中のリスクを持つ人は、心疾患や糖尿病の基礎疾患がある人と同様に、さらなる研究が行われるまで、エリスリトールを控えた方がいいことを裏付けるに足るデータが得られたと思う」とヘイゼン氏は話している。
<引用終わり
人工的に大量生産されたエリスリトール(人工甘味料の材料)が・・
「しかしエリスリトールがあると、血小板がスーパー反応を引き起こす現象がみられた。たった10%の刺激で90%~100%の血栓ができる」(ヘイゼン氏)
・・・・
これが、リスクです。
血栓が大量に作られると?
当然に、心臓発作や脳卒中リスクが高まるわけです。
特に、脳卒中には、最悪の状況が発生します。
詳しくは、記事をお読みください。
これが、結構老人食や介護食に使われているようなのです。カロリーゼロで甘みが出せるでしょう。
それって?最悪でないですか?
今、人工的に作られる調味料や食材が多いですよね。
やっぱり、自然から作られたものが安心感は、大きいと思います。
記事にある甘味料のステビアは、普通に売られています。
ノンカロリーが、ウリです。
私は、結構長いことこれを使っていました。
20年くらいです。
60歳ごろから、ごく軽い脳梗塞を2回、経験しています。血栓は、小さいものは自然に溶けます。だから、後遺症なしで回復します。
重症化しなくて、よかった・
多分、そんなに不健康な生活は送っていませんから・
飲酒+喫煙+ステビア?
絶対、怪しいと思います。
ディエゴ・マラドーナ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A8%E3%82%B4%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%8A
カタール大会でのアルゼンチンの優勝は、最高の贈り物ですね。メッシも、たった1つだけなかった、トロフィーを獲得しました。
イタリアにもマラドーナを神ともあがめる人々がいます。
(サッカークラブ)ナポリです。古い歴史のあるクラブですが、リーグ優勝はありませんでした。
悲願のリーグ優勝を、マラドーナは2回クラブにもたらしました。
だから、ナポリのファンにとっては、マラドーナは、神なのです。マラドーナの没後は、ナポリに一つの使命が与えられました。3回目のリーグ優勝をして、マラドーナに捧げることです。
ナポリは、それほど金銭的に裕福なクラブではありません。だから、大金を使って選手を集めることは出来ません。
今年、その夢がかなうかもしれません。
現在のところ、リーグ1位をぶっちぎりで独走中です。
どうやったのか?
スカウトが、若い優秀なストライカーを探したのですね?
オシムヘン(ナポリ)24 = ナイジェリア 19得点
クワラツヘリア(ナポリ)22 = ジョージア 10得点
エルマス(ナポリ)23 = 北マケドニア 6得点
このような値段の安い、点取り屋を丹念に探したようです。このうち、5大リーグの経験があるのは、オシムヘンだけです。他の2名は、聞いたこともないようなクラブからスカウトしてきました。
他にもスカウトしているのかもしれません。
イタリアに限らず弱小クラブは、選手を育成しあるいは、他から発掘して育成して活躍するようになると、移籍金を稼いで経営しているクラブが多いです。
今シーズンのナポリの躍進は、ここ数年のスカウトの勝利です。この選手たちも、やがてはナポリに大金を残してチームを去るでしょう。3回目のリーグ優勝もナポリにもたらすと思います。
話は、現実に戻り?
イタリアの得点ランキングを見ると・
点取り屋がいない・・・
得点ランキングの上位に来るイタリア人ストライカーが、いません。前回、ワールドカップ予選を勝ち抜けず本大会に出場できなかった訳が分かりました。
ドイツもそうです。
前回、ワールドカップにいたであろう年代の選手にストライカーがいません。
スペインに至っては、もっとひどく?
得点ランキングの上の方に来るスペイン選手は、居なかったような気がします。
ベスト4のチームでストライカーがいなかったのは、クロアチアだけです。イングランドにも、今盛りのストライカーがいました。フランスにもいました。アルゼンチンにもいました。
ストライカーの育成問題が、どこの国でも言われます。
しかし、その考え方が基本的に間違っていることに専門家の癖に気が付いていない関係者が、多いような気がします。
ストライカーは、育てるものではなくて探すものなんですね。才能を探してくるしか、方法がないのです。
それを合理的に考えるのは、オランダです。
育成年代では、ポジションを固定せず一番前から順番にプレーさせるのだそうです。
そうすると、点を取れる子と取れない子が分かります。
そうやって、ポジションを決めていくのだそうです。
だから、ほとんどの選手がゴールキーパー以外の全ポジションを、大人になるまでに経験するのです。そうすると自然に複数のポジションでプレーする選手が増えます。プレーできるポジションが多ければ、出場するチャンスも増えるという考え方です。
ナポリの例を見ると、ストライカーは育てるものではなくて、探して見つけるものだと言うことが、よく理解できると思います。
それは、日本国内の子供でも同じです。
全員にやらせてみて、点を取るのが得意な子を探すのです。そうすれば、自然にストライカーになります。
もっと具体的な例
スコットランド・リーグのセルティック
オーストラリア人の監督が、Jリーグの横浜で2年くらい監督をやって、リーグ優勝しました。その腕を買われて、セルティックの監督にスカウトされました。
その時、3人の日本人選手の獲得をクラブに依頼しました。
古橋(セルティック)29歳 19得点24試合
前田大(セルティック)25歳 6得点24試合
旗手(セルティック)25歳 5得点24試合
このうち、ストライカーは古橋です。
監督の目が確かだったことは、得点数が証明しています。
日本代表では、1トップだった前田大は、トップではなくウイングで起用されています。旗手は、都合によりどこででも起用します。
だから、監督選びは非常に大切だと思います。
ウイングの選手を招集して、1トップをやらせるのは、非常におかしいでしょう。
だから、前回の代表チームにはストライカーがいませんでした。古橋亨梧は間違いなくストライカーでしょう。
もし、やらせるなら南野です。相変わらず、フランスでは調子が悪いですね。
ストライカーを招集せず、ウイングを招集して1トップをやらせる。同じチームですよ。明らかにおかしいでしょう。
もっと言うなら?
ストライカーとしての能力と体のサイズは、比例しない場合が多いと言うことです。
大型のストライカーも、当然います。
それと同程度に、小柄なストライカーもいます。
つまり、点取り屋の評価は、ゴール数で決めるべきであり・体のサイズは、無関係だと言うことです。
マラドーナの身長は、165cm。
メッシは、身長170cm。
古橋亨梧は、身長170cm。
大久保 嘉人は、身長170cm。
ドイツの爆撃機、ゲルト・ミューラー身長176cm。
これは、大柄な方です。
と、言うことは傾向を見るなら身長170cmくらいのサイズの選手の方が、多いと思います。
今の傾向として、体の大きな選手をストライカーにしようとします。しかし、むしろ大型のストライカーの方が、比率は少ないと思います。
体の大きなストライカーに価値を求めるから、本来ストライカーの能力を持っている小柄なストライカーが、軽視されらか無視されているのだと思います。それが、ストライカー不足の一番の原因だと思います。
ストライカーには、弁景型と牛若丸型がいて、牛若丸型の方が圧倒的に多いと言うことです。
ストライカーの仕事が点を取ることであるとするならば!
体のサイズは、無関係であることになります。
だから、ストライカーを探す基準がそもそも間違っていると思います。ストライカーの基準は、点を取れるか点を取れないかだけです。その基準で探せばストライカーは、結構いると思います。
ストライカーを探し出したければ、大型重視の固定観念を変えなければなりません。
基準は単純。沢山点を取るのが、優秀なストライカーです。マラドーナは、それを明確に証明しました。
今シーズン、レアル・マドリーからレアル・ソシエダに移籍してから、調子が上がってきてワールドカップ後は、絶好調です。
レアル・マドリーにいた時は、レンタルで他のチームでプレーしていましたが、中々監督にも恵まれず苦労していました。サッカーは、1人ではできませんからやっぱり、チームメイトや監督に恵まれないと、難しい部分があります。
レアル・ソシエダは、久保建英選手の才能を見込んで、たった9億円でレアル・マドリーから、獲得しました。
どのように才能を評価したかと言うと、チームの単なる主力ではなく、看板選手に育てるつもりで長期契約で獲得しました。今なら、50億くらいまで行くかもしれません。
スカウトの勝利ですね。久保建英選手の才能を高く評価した目利きが、超破格の安い買い物になりました。
今、チームはリーグ3位の位置にいます。
来年のチャンピオンズリーグを狙える位置です。
久保建英選手が、これまでレンタルで出されたチームとは、全然レベルの違うチームです。
やっと、監督にも恵まれて久保建英選手を最初から先発で起用してくれました。その起用に答えて久保君もチームの中で活躍できるようになりました。
ワールドカップ後は、完全にチームの先発ではなくチームの攻撃の要になりました。チームメイトも優秀な選手ばかりですから、久保君が生きてくるのです。
スペインでの評価も、日ごと高まっています。
獲得したレアル・ソシエダは久保君の値段を早々に決めています。
「今の久保は2027年6月末までの契約で、移籍違約金は6000万ユーロ(約84億円)。市場価値もそれに近づいている。」
たった9億円で手放した、レアル・マドリー。
たった1億円出し惜しんで、久保君をレアルに攫われたバルセロナ。元々、バルセロナの下部組織育ちですからね。
久保君の才能を一番知っていたのは、バルセロナのはずです。
まだ21歳ですから、どんどん成長するでしょう。
3年、今の調子で活躍して成長していけば?
レアル・ソシエダが目論んだ通り、クラブの看板選手になり・・・
移籍金は、「ゼロが一つ足りないかな?」と言う話になりそうです。
やはり、チームや監督に恵まれることはサッカー選手にとって、大切だと思います。
イングランド・プレミアの三苫選手もそうですね。
監督が交代して、新しい監督の戦術に三苫選手が、ピタッとはまったので、先発のチャンスを与えてもらいました。
もっとも、一番大切なのは結果を出すことではあります。
久保建英選手に関しては、元々の能力の高さを考えると?やっと、才能が開花したか・・
との印象があります。
2023.02.19
久保建英の「猛々しさ」にスペイン人も驚き。3戦連続MVPでバルサ、レアルの取り合いになるか
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/wfootball/2023/02/19/mvp/index_2.php
ワールド
2023年2月27日1:25 午後1時間前更新
ウクライナ司令官、激戦地バフムトを訪問 前線の兵士を激励
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-bakhmut-idJPKBN2V1069
ゼレンスキー大統領、軍司令官の解任を発表 汚職対策との関係は不明
2023.02.27 Mon posted at 09:34 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35200532.html
ウクライナ軍の組織図は、分かりにくく記事だけ読むと、余計分からなくなります。
今回、解任されたのは「ウクライナ統合軍事作戦」の司令部の司令官です。
これは、ウクライナ軍にとって非常に重大な人事です。
「ウクライナ統合軍事作戦」とは?
ウクライナによる軍事的・法的特別措置である。2018年4月30日に開始された
ウクライナ保安庁から
ドンバスの軍事・法執行部隊の管理権限を受け継ぎ
防衛対策に携わるウクライナ軍、内務省(国家親衛隊、国家警察、国家緊急事態局)
などの戦力と手段を直接管理する
侵略撃退の遂行に関するあらゆる軍事・法執行手続きを統率する
ほぼ東部軍管区の司令官に、あらゆる権限を特別立法により付与しました。ただし、これが東部軍管区の司令官と兼任なのかは、説明からは分かりません。
だから、ウクライナ軍の中でも特別なポストです。
司令官と参謀(副司令官)は、ウクライナ軍のエリート中のエリートです。
過去に就任したのは・・
司令官
2019.05.06 - 2019.08.05 - オレクサンドル・シルスキー中将
は、その後
2019年8月5日からウクライナ陸軍司令官
2020年8月23日に上級大将に昇進
「キーウ防衛戦を指揮
9月の東部反攻作戦の指揮」
参謀長(副司令官)
2018年 - ヴァレリー・ザルジニー少将
2021年7月27日ウクライナ軍総司令官
2022年3月4日大将に昇進
「ウクライナ統合軍事作戦」の司令部の司令官や参謀に任命されるのは、ウクライナ軍の中のエリート中のエリートです。
それが、解任されると言うことが非常に大きな問題です。汚職とか不祥事では、ないと思います。そんな人が、このポストに抜擢されるとは思えません。
これまでは、中将が務めていたポストです。
少将で抜擢されたのは、飛び級人事です。
モスカレフ少将は、2022年3月15日 の就任です。
このポスト自体は、歴代在任期間は短いです。
だから、昇進して移転するなら普通です。
1番目の記事にあったバフムートを訪問したのは・
オレクサンドル・シルスキー陸軍司令官です。陸軍では最上位のポストです。
つまり、一つ抜かして直接、現地に視察に行ったと言うことでしょうね。この記事を読んだときは、東部方面軍司令官だとばかり、思っていました。
しかし、陸軍司令官が直接、現地視察に行ったと言うことは、「ウクライナ統合軍事作戦」の司令部の司令官の報告に疑問があったから、自分の目で確認しに行ったのだと思います。
その2日後の解任ですから、職務の中身について評価されたと言うことだと思います。
問題は、バフムートです。なぜ、あれほどロシア軍に肉薄されてしまったのか?なぜ、犠牲者を出し続けるのか?
既に3方向から包囲されつつあり、市街地の近くまで迫られています。
つまり、誰が考えても、もっと早く決断するべきだったと思います。
決めるのは、ウクライナ陸軍ですから私が言うべきことではありません。
更に、もう一つ疑問があります。
去年7月のルハンスク州セベロドネツクでの激戦です。
無意味な消耗戦をやって大きな犠牲をだし、撤退しました。
今のウクライナ軍首脳の考え方は、人的損失は可能な限り少なくする傾向が見えます。つまり、東部戦線ではそれにそぐわない作戦が、見られました。
ちなみに現在のウクライナ軍最高司令官は、大抜擢人事です。まだ、今年の誕生日が来て50歳ですから、いかに異例な人事であるか分かると思います。就任したのが、2021年7月27日。開戦の約8か月前です
オレクサンドル・シルスキー中将 (当時)は、2019年8月5日にウクライナ陸軍司令官に就任しました。
そして、今回の戦争では・
キーウ防衛戦と9月の東部反攻作戦の指揮をしたようです。
陸軍司令官が、直接指揮したわけですからウクライナ軍としても、絶対負けられない戦いでした。
今既にそうかもしれませんが、ウクライナ軍の英雄ですね。
ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/
ロシア軍拠点で爆発か 反政権派「破壊工作」主張―ベラルーシ
2023年02月27日08時32分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023022700205&g=int
ジョージアで親ウクライナ・EUデモ 3万人参加
2023年2月25日 14:37 発信地:トビリシ/ジョージア [ ジョージア ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3452897
ベラルーシのポチとジョージアのポチ
どっちも、ロシアの軍事力を借りて国内を弾圧支配する小悪党です。どちらの国民も民主主義と自分たちの政府を持ちたいと考えています。
ジョージアの方は、平和的なデモでした。
ベラルーシは、破壊工作で来ました。
ロシアのキーウ侵略作戦の失敗に貢献したのは、ベラルーシ鉄道の労働者です。軍用列車の運行を妨害しロシア軍の補給物資の到着を遅らせました。
だから、ベラルーシのポチの方が国民に嫌われているようです。
ポチの写真
https://www.afpbb.com/articles/-/3452905?pid=25380216
いかにも、小悪党でしょう。
ある工場を訪れたら工場労働者が・
「自由選挙をやれ!」
ポチ
「私が大統領のうちは、ダメです!」
つまり、段々とこれらの国では、自由化を求める動きが活発になると思います。ポチたちの頼みのロシアが弱まれば当然そうなります。
ジョージアは、ウクライナ軍にジョージア部隊がいます。ジョージア人だけで1500人。
ウクライナでの戦争が終われば、タイミングを見て帰国するでしょう。もちろん、自由化運動に武器を持って参加するためです。ウクライナが手ぶらで帰すはずがありません。装備一式にそこそこの武器をお土産に持たせるでしょう。
ウクライナがクリミアを奪還したら、黒海を船で渡ってすぐ行けるところです。支援もしやすい。
ベラルーシなんか、ウクライナの隣ですからね。
ポチの人たちは、これから段々困ると思います。
ベラルーシのポチなんか、ウクライナを虐めましたからね?ウクライナを支援したベラルーシ国民には、恩返しがあるでしょう。
戦争が終われば、ベラルーシ国民は簡単に革命が起こせます。ウクライナに型落ち戦車がごっそりあります。戦車兵を養成すれば、すぐ300両くらいの大戦車部隊を編成できます。訓練は、歩兵も含めてウクライナ軍がやってくれるでしょう。ベラルーシ国民は民主化を望んでいます。その指導者は、亡命して活動を続けています。
ロシアと縁切りしたい国は、他にもあります。
ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/
昨日のNY下落を受けて、結構売られています。
為替も円高の方に振れていて、様子見と言うことでしょうね。今夜のNY続落なら、まだ下がありそうですし・・
トピックスの方が、下げがきついですね。
N225は、28000付近。
トピックスは、2000付近。
ここらへんで粘れるかどうか?
自信をもっては、言えませんけれど。ここ数日の買われ方を見ていると、これで終わりではないような気もします。
反転下落とは、言えません。
様子見、押し目狙いですね?