「北の山・じろう」時事日記

内容は主に海外時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

国連安保理でアメリカ案が決議された件(「紛争の早期終結」を求める決議案)<2025・02・26

2025-02-26 21:15:13 | アメリカ合衆国

産経新聞
国連安保理、ウクライナの「紛争終結」求める初決議 「侵攻」表記避け…ロシアも賛成
2025/2/25 10:48
https://www.sankei.com/article/20250225-S3A7L5V4SNN4FI75HXVJNJYB4A/
ロイター
国連安保理、米提出のウクライナ決議採択 紛争巡り中立的立場
2025年2月25日午前 10:04 GMT+91日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/EDXCTSJVO5MKTISQ3F25ZISAH4-2025-02-24/
読売新聞
米国の「ロシアすり寄り」鮮明…露への非難なく「紛争終結」求め、軍撤退の決議案には反対
2025/02/25 19:35
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250225-OYT1T50145/
BBC
アメリカ、ロシア側につき国連決議に反対票 ウクライナ侵攻めぐり
2025年2月25日 15:13
https://www.bbc.com/japanese/articles/c4gezxkgej7o
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

同じ国連安保理決議の記事です。BBCは、国連総会決議と併せて書いています。
マスコミの姿勢として、どれがより妥当だと思いますか❓
産経新聞の記事タイトルが、より望ましいと言えます。ロイターも中立の立場で淡々と報道しています。
読者(視聴者)に届けなくてはならないのは「情報」です。それも出来るだけ「色の付いていない(偏向していない)」情報を届けるべきです。
西側のメデイアは、ここに「偏向」や「ミスリード」を入れる傾向が顕著です。
要は、ミスリードしようという意図がはっきり見えます。
どれかを見ると、もうプロパガンダ機関としか言えないでしょう❓
自分の意見や偏向情報を記事タイトルにしています。
これが、日本のマスコミの欠陥です。
日本のマスコミ(問題によっては欧米も同じ)のニュースや記事を見るには、読者(視聴者)の方でミスリードや偏向、プロパガンダの部分を排除して、素材としての情報の部分だけを見る癖と言うのか技術と言うのか?そのような「コツ」が必要です。

必要なのは、見出しの部分だけです。それすら加工しています。
見出しの部分から事柄を取り出して、中身は自分で調べます。
ここまでしないと「ミスリードや偏向、プロパガンダ」の部分が、混じってしまいます。
本当に困った世の中です。
だから欧米先進国では、テレビ・新聞の信頼度は30%程度しかありません。
相当、国民が洗脳されているドイツでも30%の後半で40%は、ありません。
日本は、60%以上です。このため日本国民は、簡単にマスコミに洗脳されます。
そして、それに気が付いていません。

と言うのを書くのは、本題でないので止め。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

安保理の方を取り上げます。
今回のアメリカ案では・・・
「ロシア・ウクライナ紛争の犠牲者を悼み、迅速な戦闘終結を求める決議案」が提出され、採択されました。
欧州案は否決
「ロシアの全面侵攻を非難し、ウクライナの主権と領土保全を支持するより詳細な決議案」

安保理の決議案は拘束力があります。国連決議の中では、一番上位にあります。
形骸化しているとはいえ、安保理決議は重要です。

賛成した国
中国、【アメリカ】、ロシア、アルジェリア、ガイアナ、韓国、シエラレオネ、パキスタン、パナマ、ソマリア
棄権した国
イギリス、フランス、デンマーク、ギリシャ、スロヴェニア

これを見るとウクライナ紛争の性質が分かりやすいと思います。
そのため日記で取り上げました。
これまでは、アメリカが棄権の方に回っていました。今回、正反対の賛成の方に回りました。

アメリカ+ヨーロッパ以外の国が賛成。ヨーロッパが棄権。
構図がはっきりしているでしょう❓
これまでは、欧米の数の横暴でした。
今回、アメリカが離脱してヨーロッパの数の横暴が明確になりました。

ウクライナ紛争に対する認識は、ヨーロッパとヨーロッパ以外では、これほど違います。
「ウクライナ善、ロシア悪」と決めつける、今のヨーロッパの主張が、余りに一方的すぎるのが分かると思います。
これまでは、ここにアメリカが入っていました。と言うよりアメリカ主導です。
主導者のアメリカが抜けてしまえば、残るのはヨーロッパだけです。
そしてヨーロッパ以外の国に世界3大・大国が揃いました。

つまり、日本でこれまで垂れ流されていたウクライナ情報が非常に偏向した一方的なウクライナ擁護のプロパガンダだったことが分かると思います。そう胡麻化したのは日本政府と日本のマスコミです。
西側のマスコミが、ほぼ全部そうですが、ほとんどプロパガンダ機関です。
そしてプロパガンダ機関になっているマスコミは、欧米左派支持のマスコミです。
アメリカ民主党支持のアメリカの左派マスコミと欧州左派支持の欧州マスコミが中心です。

アメリカ共和党支持マスコミや欧州保守・右派マスコミの報道は、まるでないでしょう❓
こうして、今も日本のマスコミは一方的な報道を垂れ流しています。


※関連日記目次
項目「アメリカ合衆国」の目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。