「北の山・じろう」時事日記

内容は主に海外時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

クラホべ(Kurakhove)西とヴェリカ・ノボルシカ(Velyka Novosilka)でロシア軍が進撃<ウクライナ紛争2025・02・25

2025-02-26 20:25:46 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

(1)ヴェリカ・ノボルシカ(Velyka Novosilka)
航空万能論
2025.02.24
ロシア軍がヴェリカノボシルカ方面で前進、シヴェルシク方面でも動き
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-troops-advance-towards-velika-novosilka-move-towards-siversk/

ヴェリカ・ノボルシカ市街地を制圧した後、ロシア軍はしばらく小休止していましたが再び前進を始めました。
やはり北方面に進撃するようです。
ヴェリカ・ノボルシカを北方向に、更に西の郊外でも北に横に広く面的に押し上げています。
ノヴィ・コマール(Novyi Komar)の北のノヴォチェレツヴァテ(Novoocheretuvate)を制圧しました。
その西では、ブルラツケ(Burlats'ke)の近くまで進撃しています。この戦況略図では空白地帯がありますが、ここも制圧済みでフラット化しています。
モクリ・ヤリー川沿いにある拠点を制圧しながら北上する構えです。
ここを北上するとクラホベ西方面の大きな拠点のバハテイルBahatyrやオクレシウカ(Oleksiivka)のさらに西に出ます。
クラホベ西方面を丸ごと西から飲み込もうという作戦のようです。
この付近は、ザポリージャ州やドニプロペトロウシク州との州境が近く北に進撃していくと南ドネツクの未占領地を順次制圧する事になります。さらに北上するとポクロフスク(Pokrovsk)の西のロシア軍と合流します。

(2)クラホべ(Kurakhove)西方面
2025.02.22
ロシア軍が東部戦線で前進、EUは200億ユーロ相当の軍事支援を準備中
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-troops-advance-on-eastern-front-eu-prepares-e20-billion-worth-of-military-aid/

ウラクリ(Ulakly)を制圧して前線がフラット化しました。その西のコンステイアンテイノピル(Kostyantynopil')を攻撃中です。
北にあるアンドリイフカ(Andriivka)の市街地は、ロシア軍がほぼ制圧しているようです。

ここまで来るとその西にあるオクレシウカ(Oleksiivka)とバハテイル(Bahatyr)への進撃路が開けます。
更にその西には、南のヴェリカ・ノボルシカ方面のロシア軍が北上中です。
両ロシア軍が合流すれば、北上してポクロフスク(Pokrovsk)の西のロシア軍と合流します。
3方面の部隊が合流すれば、相当な大部隊になるでしょう。これが、ポクロフスク(Pokrovsk)攻撃の主力部隊になるのだろうと思います。

ロシア軍は、ゆっくりですが確実に作戦計画を遂行中のようです。今のペースなら3月末から4月には、ポクロフスク(Pokrovsk)攻撃が始まりそうです。

その頃には、東のコンスタンチノフカ(Костянтинівка)攻撃も始まりそうです。ウクライナ軍は苦しい戦いが続きますが、クルスク州で無駄でしかない攻撃作戦を続行していますので、兵力や武器が不足していて守りようがありません。ずるずると後退を繰り返すだけです。
それなのに停戦交渉を始めず、意味のない外交で時間を費やすキエフ政府幹部は、はやく追放した方がウクライナ国民のためです。ほぼゼレンスキーが、全てを妨害していると言っていいでしょう。保身と利権の塊のゼレンスキーはウクライナにとっての害悪でしかありません。ウクライナを救いたいのであれば、人を頼らずウクライナ人が自ら行動するべきでしょうね❓

ナチスドイツでも戦争の末期にヒトラーを排除する試みはありました。しかし全部失敗してドイツは廃墟になりました。この戦争はロシアが手加減しているので、そこまでひどくはありませんが、強制的に止めないと更に多くのウクライナの将兵が犠牲になります。誰かが止めさせるべきです。


※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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