ロシアのウクライナ軍事侵略のすぐあとから、ロシア擁護の持論を繰り返してきました。
維新・鈴木氏が執行部批判 ロシア訪問延期要請に
2023年05月10日16時14分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023051000882&g=pol&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
それに対し維新が党として何か対応したという話は、聞きません。
日本政府の立場は、珍しく明確です。大型の援助するだけでなく、やや遅かったですが総理が首都キーウを訪問しウクライナへの支持と連帯を明確に示しました。それは、当然のことだと思います。今、西側は結束してウクライナを支持し支援しています。ウクライナが勝利するまで、それは継続するでしょう。
日本とアメリカには、中国問題があります。今ここで西側の一員として断固、行動しなければその時にNATOの支持があるかどうかは、不確定です。
そのような国際情勢がある中で、国会議員の立場にあるものが、自分勝手なロシア擁護論を繰り返すのは、非常におかしなことです。
確かにこの議員は、日ロ友好のために長年努力してきたのは、事実です。しかし、ロシアのウクライナ軍事侵略が起きてみれば、最早・日ロ友好など吹き飛びました。
それでも尚、ロシア擁護を続けるならそれは利敵行為と言うべきです。そもそも、そんな人間が国会議員であることすら疑問です。
今回、連休中にロシア訪問を計画したようです。さすがに維新は止めたようです。
こんな時期にロシアを訪問すれば、それはロシア支持を明確に示すことになります。
日本の野党からウクライナ問題に対する明確な姿勢は、見えてきません。明確な姿勢を見せているのは、自民党だけです。
維新は、そんな議員を放置しているのはまるでロシアを支持しないまでも批判は、していないことになります。もし、ウクライナを支持するのであれば、当然問題の議員は党籍をはく奪するべきでしょう。
これは、単なる一議席の問題ではありません。問題の議員が離党するなら、それもやむを得ないでしょう。誰も維新を批判は、しないと思います。
維新が野党第1党を目指すのであれば、避けることのできない問題です。利敵行為を繰り返すような議員を身内においておけば、維新も同じように見られます。
違うのなら、党としての立場を明確にして問題の議員にしかるべき対応をするべきだと思います。
今、東アジアの国際情勢は過去最大の緊張関係にあります。まして、ソ連の時代からロシアは日本の最大の仮想敵国です。旧ソ連崩壊後、対ロ融和路線が取られてきたことも事実です。しかし2022年ロシアのウクライナ軍事侵略後は、それは過去のものとなりました。
今、NATOが東京事務所開設を検討する時代になりました。つまり、2022年以前には、もう戻れないと言うことです。
日本、NATOの事務所開設に向け協議中 林外相が語る CNN EXCLUSIVE
2023.05.10 Wed posted at 17:26 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35203597.html