鬼滅のやい婆

2020年11月06日 | 日記
この前、レナちゃんが私と一緒にカレンダーを作りたいと言うので作った。

きかんぼうレナちゃんだが、絵や工作などは好きなようで夢中になる。

それで時々いろいろな物を製作している。

そして二人でカレンダーを作っていたら、1年生のマナトくんが、「ボクも作る」と言って隣に座った。

マナトくんは誰かが何かをやってると真似っこしたがるのだが、すぐ飽きてしまう。

カレンダーだってつい最近一緒に作っていたら、「あとはたかぽんさんがやって」とほんのちょっとしかやらず放り投げて行った。

どちらにしろ、集中して私と一緒に作りたいレナちゃんにとってマナトくんは邪魔なようで、「ダメー!!」と大声を出した。

私が、

「マナトくんも入れてあげようよ」

と言ったのだが、ますます怒ったレナちゃん。

「イヤだっ!ダメッ!!」

まあ、なんとなくレナちゃんの気持ちもわかる。

楽しく夢中になってやっていたのを邪魔された気分だったのだろうから。

それで私は小さい声でマナトくんに言った。

「ごめんね、レナちゃんはどうしても今日は一人で作りたいみたいなの。その代わり、こんど鬼滅の刃の刀作ってあげるから」

するとマナトくんも納得して、違う方に遊びに行った。


さて、とっさに鬼滅の刃の刀を作ると言った私。

鬼滅の刃の刀ってどんなのだっけ?(知らないで言ったのかーい)

とりあえず画像を検索して、今日、仕事に行く前に新聞紙とビニールテープで作ってみた。


雑だがまあこんな感じで良いかな。

そう思って持って行ったら、マナトくんは大喜びだった。

良かったー。

おばちゃんだけど、頑張って子ども達の流行りもんについていかなくっちゃね。

するとレナちゃんがこう言ってきた。

「レナにはムシバシラ作って」

ムシバシラ?

「ムシバシラって何?」(霜柱ならわかるけど)

「え、ムシバシラ知らないの?」

と、レナちゃん、呆れたような言いっぷり。

「いや知らないよう」

「コチョウシノブの刀でしょうよ」

いや、そんな言い方されても知らないし。コチョウシノブって誰よ。

おばちゃん、子ども達の流行り物を知らないと呆れられるのね。

後でコチョウシノブだかシモバシラだかムシバシラだか検索しなくちゃ。