昨日ネットで見たニュース。
そっか、つまりは日本で1番売れた絵本が、この「いないいないばあ」なんだなあ。
この絵本はウチにもある。
息子が生まれてから買ったのではなく、私が18歳か19歳の時に買った。
私は高3になった時、進路を決めてなかった。
夢とかも特に無く、でも高校出てすぐ働く自信も無いし、まあ自分の低いレベルで入れる短大でも探して受験しようかなと思っていた。
そんな時、現代国語の先生が、絵本を数冊持って来て授業で見せた。
その中の1冊がこの「いないいないばあ」だった。
びっくりした。
なんて斬新なアイデアなんだろう。
なんて引き込まれる絵本なんだろう。
そう思った。
絵本とか興味無かったくせに、
「絵本作家になりたい!」
と、突如無謀な夢を持ってしまった。
そしていろいろ調べたら、東京に絵本の
専門学校があることを知った。
もうここしかないじゃないか!ここに行こう!と決断。
「いないいないばあ」と出会ってこの突然できた夢。
そうして高校を卒業して絵本の専門学校に進んだ。
しかし、皆さんの絵を見てすぐ挫折。笑
私には才能なんて無いと悟り、中退して普通のビジネススクールに行った。
あっという間に絵本からは気持ちが遠ざかっていったけど、
結婚して息子が生まれ、久々に「いないいないばあ」の絵本を引っ張り出して読み聞かせをした。
いろんな動物が顔を隠し出て来て、「いないいない…」で、次のページをめくると、「ばあ」と顔を出す流れの内容。
だが、うちの息子は「ばあ」の時、喜ぶより緊張して表情が固まっていたが。
そんなウチの息子が5歳の時、私は手作り絵本を作ったことがある。
「いないいないばあ」と共に埋もれていたが、15年前、息子を主人公にして、こんな感じの絵本を画いていた。
絵本作家にはなれなかったけど、下手くそだけど、我が子に世界で1冊だけの本を自作したから、まあいいかな。
絵本の一部だけをちょっとだけ。