葉山の海と森

葉山町の自然と日々の暮らしのスケッチ

開発ラッシュの葉山

2014-10-20 11:46:33 | Weblog

ここの所葉山の開発ラッシュが進んでいるようで、特に下山口地区は大型のものが近所で始まっている。我が家の周りでは旧日経新聞の跡地の真ん中に3階建ての個人の家か店舗かという感じの工事か行われているし、その向かい側では旧渡辺邸の分譲地が基礎工事をして、134号沿いの旧京急ビラのマンション建設や葉山公園前の4階建てのマンション計画が行われるそうだ。

散歩で葉山公園から秋谷のほうまで歩くのだが、134号線は長者ガ崎までの山側は全て人家が立ち並んだ。以前は長者園までは殆ど人家が無かったようだが、この変りようはここ15年くらいに際立って下山口が立て込んできた。

今問題になっている一色の崖地の開発もバス停から比較的近く南斜面だからか、開発されればきっと購入者はすぐに現れるだろう。この下山口も御用邸のイメージもあり、海岸回りのバスは終点だし、長井方面行きのバスは頻繁にあるから今は下山口は葉山で最も評価が高いのではないかと思われる。

今週25日土曜日に公園前マンションの反対集会があるようですが、結局は近所の方たちの反対だけで行政は書類が整っていればGOサインを出すのです。車一台で目一杯の道路を29所帯の人達が増えたら交通問題が起きるに決まっています。数年前、我々が旧石井邸の開発に反対して3年近く業者や行政と話し合ったけれど、結局1000坪の森は全て伐採、20%の緑地確保などという約束は全て反故にされ、ましてや新住民の方たちとは殆ど交渉がなく人が増えるだけで町そのものは潤うけれども、なんらメリットは無かったように思われます。

これもアベノミクスの結果かもしれませんが、持てる人、持てない人の二極化が進み子供への影響が徐々に進んでいくことは目に見えてきています。新しい人達が住み始めて住民税が増えることは喜ばしいことではありますが、同時に世代間格差の問題も大きな問題としておきているのです。データがあるのか分かりませんが、新築やマンション開発ばかりではなく空き家の把握で賃貸にして新しい人達を迎え入れたほうが、余程活性化になるのではないだろうか。

私どもも年齢を重ねこの家を将来どうするかと言う問題を今から真剣に考えなければと家内と話してます。息子は居ても後をきちんとやってくれるか、税金を払ってやってくれるのか、売ってマンションにでも行ってしまうのか、死んだ後のことは関係ないとは言えない昨今の心配事です。相続で売って金で分けようとする風潮が見られる事もなんとも葉山に住んでいる因果かも知れないのです。

地方再生と言う前に『お前らしっかり政治をやれ』と言いたい。折りしも小渕経済産業大臣の金にまつわる不正で辞任会見を聞いて、又金かと税金を払いたくないことばかりが起こる世の中、自民党ではもう駄目で、志ある人間が党派関係なく政治を行う体制にしたほうが良いのではなかろうか?さて次の辞任はどなたかな?

 

 

 

 

 

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