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国家意識の欠如

2012-11-11 15:27:42 | Weblog
9月、10月と忙しく更新できずに居ましたが再開いたします。

この数年日本を取り巻く全ての環境が激変しているのに政治が追いつかず、一流と思われていた経済産業界も大変な暴風雨に晒されている。余り国粋的なことは言いたくないがこれ程の変化が誰一人として問題視していないか、もしくは思っていても変人扱いされるので言わずに過してしまっているのか、この現状がそれで良いのかと問わざるを得ない昨今である。

大きな問題はともかく身近なことから不満を述べてみたい。まさに国民性が現れていると思われるのがテレビのデジタル化だ。数年前から11年7月にアナログからデジタルに変るからテレビを買い換えろと官民合わせて大合唱をして一年以上が過ぎた。新しい薄型テレビは大量に売れ、チューナーも品切れになるほど店頭から消えた。
アナログテレビを持っていていずれチューナーでもと思っていたのだが、品切れと云われ只のチューナーは無く録画装置込みはありますと云われ値段を聞くと1万円以上もするという。見なくて良いと思って今年になって急にチューナー機能だけのものが放出され始めたので、値段を聞いたら3千円でお釣りが来るという。その挙句単純機能のものは数万台も在庫があるとの事。国民をだまして高いものから売りつける商法がここに来て破綻し始めた。


そして一年が過ぎシャープやパナソニックそしてソニーと言う世界に冠たる企業が倒産してもおかしくないほどの赤字決算をし崖っぷちに立たたされている。これは一体何なのか?数年前は世界に冠たる亀山ブランド、三洋電機を完全子会社にしたその企業の有り様なのか耳を疑いたくなる。戦略の無さ、経営陣の無能力といわれても抗弁できないであろう。今一体何が真実であるかが分からなくなってきている。例えば震災や東京電力の原発の補償金など本当のところは誰も分からないというのが本当のようだ。

テレビ受像機はいわばハードであるが、確かに素晴らしい画質、応答力、双方向など色々な機能がありリモコン一つで全て解決できるようになっているが、所謂ソフト分野つまり放送局側の意識がマッチしていないところが今のテレビ業界(ソフトもハードも)が真剣に考えなければならないと思うのだが、一向にこれは良かったと思えるプログラムが一向に見当たらない。前にも何度か書いたが、スイッチひねればお笑い芸人花盛りでくだらないおしゃべりで只騒がしいだけのお祭りを毎日繰り広げているのである。そんな中に昔は超芸能人と言われた人たちがゲストに呼ばれろくすっぽ芸の無い芸人にいじられている、それほどまでしてテレビに出たいかって思ってしまうのは私だけではないと思うのだが、そろそろ食べる番組や、旅番組、バカをひけらかすクイズ番組から卒業して欲しいものだと思っているのは私だけではないと思うのだが、如何皆さんはお考えかと思う毎日です。

本題に戻すと日本を取り巻く環境はある意味戦前のABCD包囲網と重なるといわれています。戦前のアメリカ、イギリス、中国、オランダに変りACKTRの5カ国から色々な意味で攻撃を受けている。特に領土問題は深刻だし、拉致問題も動かず、TPPも決断する時期が迫っている。暴走老人や浪花の弁護士はかき回すは、既成政党では解決できないはでどうすることも出来ない、この国の不幸があるのである。
少なくとも2000年といわれる歴史があるのだから、過去の歴史を踏まえてもう一度この国のあり方、国体というと反発する人が居ると思うが、昔の意味ではなく国家の品格、姿勢、行動指針、道徳など所謂スタンダードを早急に議論し、少なくとも5年後くらいにはその方向性を出すべきではないだろうか。

経済一辺倒でもいけないが、金が無くては何にも出来ないし、金が出来ると金で何でも解決しようとする輩も出るが取り敢えずは金を作る事に専念しなければならないのではないだろうか。今、自分は人生の終わりに備えてまず仕事の整理や不要なものの整理を始めようと思っている。金なら別だが家族でもこんなもの要らないというものが人にはあるのだから、整理整頓を来年にかけて行おうとしている。国家においても要るもの要らないものの整理を早急に進めるべきでその為にもこの国を何処に導くのかを示すべきである。

今年も2ヶ月を切った初冬の季節になって来たが、解散総選挙が目前で慌ただしい日々がこれから続くのでこの先の日本を決める大きな決断を国民の一人として、今までの意識の欠如を捨てて次代の人たちのために日本国家としての確固たる意識を持った人を選択したいと思うのです。誤りなき選択、悔い無き選択をお互いにしていきましょう。








































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