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ウクライナ侵攻

2022-03-03 11:31:38 | Weblog
心配されていたロシアによるウクライナ侵攻が始まった。ずっと思っていたことだが、長年トップにいた人間が勘違いをするのは
どうも人間だけの専売特許のようである。ご多分に漏れずロシアのプーチンが図らずも予定通りに「殿、ご乱心」と相成った。
余りにも長くトップにいることが感覚の麻痺を招き、自滅する前兆であることの証左でもあることをまたも知らしめてくれた。
会社経営もしかり、例えば何百年も続いている商家や名家もそれなりに続ける工夫をしたり、家訓により後代の人に生き様を伝えてきているのである。

プーチンが20年以上も大国ロシアのトップにいること自体異常ではあるが、その体制を許している国民もある種同罪である。ロシアはナポレオンの
時代から外国から侵略されているのだが、兄弟国であるウクライナを力でねじ伏せようとしている強権はやはり共産革命を思い起させる。
どんな得があるというのか、世界を敵に回して国民が反旗を翻さないと思っているのだろうか?日本人は判官びいきの所があるのでどうしても
ウクライナに思い入れをしてしまうが、贔屓目に見てもウクライナ頑張れと言わなければならない。

多くの人の悲しみを思い起こし、それが自分の家族の上にかかっていると思えば残虐行為はできないはずだ。プーチンの家族はどう思って
いるのだろう。昔のヒットラーのユダヤ人に対する民族浄化とは違う、いわば身内を窮地に追いやるこの行為は世界の良識ある国々が
一団となって阻止しなければならない。傍観者ではいけないのだ、日本も戦争を始めて敗戦を味わい、しかも原爆を落とされたことにより
唯一の被爆国になった事を思い起こさせてロシアの暴挙を止めなければならない。核を使わないことを心から願う。

ソフィアローレンの映画「ひまわり」の印象のあるきれいで牧歌的なウクライナを思い起こすと一日も早く、ロシアは撤退して
交渉によって解決をしてもらいたい。遅ればせながら日本も避難民を受け入れるという決断をしたようだ。
是非、日本に来てもいらいたいものだ。これから桜の季節になるのでひまわりと桜の自慢をお互いしたいものだ。
一日も早い終息を願っている。


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