京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

鹿苑寺(金閣寺) 不動堂開扉

2024年08月19日 12時40分00秒 | 日記
 8月16日の最初は、鹿苑寺(金閣寺)を拝観しました。




この日は年に2日だけ不動堂が開扉される「金閣寺秘仏石不動明王御開帳」の日です。

不動堂は鹿苑寺(金閣寺)創建以前に建立されていたが、応仁の乱で焼失し、天正年間(1573年~1592年)に豊臣政権の五大老の一人だった宇喜多秀家が再建しました。
不動堂は山内の最古の建物と言われています。

鹿苑寺(金閣寺)にある不動堂には、弘法大師作と伝えられる不動明王が秘仏として祀られ、2月3日(節分)と8月16日(大文字送り火の日)のみ特別開帳と法要が行わます。
法要の前後、堂内を参拝する事が出来ます。





お堂に入るとお前立のお不動さまがお祀りされています。

正面左手には弘法大師が、中央の石窟の中に不動堂のご本尊さま石像不動明王立像が、右手には役行者がお祀りされています。

お不動さまは砂岩で造立されていますが、石窟の一部には紀州産でしょうか?緑色片岩が使われています。

不動堂内は4名程しか参拝者が居なかったので堂内を2周し、じっくりと参拝させて頂きました。



お堂の隣にある納経所では通常手書きの御朱印は「舎利殿」ですが、2月4日と8月16日だけは「石不動尊」の御朱印が授与されます。

他の鹿苑寺境内もご案内します。











金箔が貼り替えられてまだ日が浅いので舎利殿が輝いています。













足利義満創建の鹿苑寺だけに義満公の遺構が点在しています。





京都のお寺では、そのお寺独自の竹垣があります。
金閣寺独自の"金閣寺垣"です。





この地は元々は鎌倉時代の公卿、西園寺公経の別荘でした。
それを室町幕府三代将軍の足利義満が譲り受け、山荘北山殿を造ったのが始まりとされています。

舎利殿を見下ろす一帯は西園寺公経の別荘地だった遺構が残っている場所と言われています。













夕佳亭は、寛永年中(1624-1644)金閣寺の住職である鳳林承章(ほうりんじょうしょう)が、茶道家の金森宗和に造らせた茶席で、"夕日に映える金閣が殊に佳(よろし)いことから"、夕佳亭(せっかてい)と名付けられました。



金閣寺と銀閣寺を拝観時にはお札が拝観券の代わりに頂けます。

ほとんどの拝観者が外国人で、海外の観光地に来たかのような感覚になりますね。

なお、お堂内の写真はネットから転載させて頂きました。






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