東本願寺の地下に「東本願寺参拝接待所」があるのをご存知でしょうか?















地上には東本願寺の主要な伽藍が建っていますが、"菊の門(勅使門・国登録有形文化財)"を入った白洲の地下には「真宗本廟視聴覚ホール」があるのです。



蓮如上人500回御遠忌を機に、東本願寺を訪れる人々の総合案内施設として計画されたものです。


歴史的景観保存のために地上への突出を最小限にとどめ、建物の大部分を地下空間としたことが評価され、数々の建築賞を受賞しています。
設計は、当時の京都建築界で最も勢いのある建築家・高松伸氏、鹿島建設の施工で平成10年(1998)に竣工しています。


中には視聴覚ホールが設けられています。


ホワイエからは自然光が取り込まれ、地下空間に居る事を忘れてしまいます。